糸満市議会 > 2015-12-11 >
12月11日-03号

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  1. 糸満市議会 2015-12-11
    12月11日-03号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    平成27年第6回糸満市議会定例会会議録平成27年12月11日出席議員 21人1番 玉 村   清 君    2番 比 嘉   譲 君3番 上 原 正 次 君    4番 當 銘 真 栄 君5番 金 城   敦 君    6番 国 吉 武 光 君7番 菊 地 君 子 さん   8番 浦 崎   暁 君9番 大 田   守 君    10番 喜 納 正 治 君11番 玉 城 安 男 君    12番 大 城 明 弘 君13番 新 垣   新 君    14番 徳 元 敏 之 君15番 伊 敷 幸 昌 君    16番 山 城   勉 君17番 金 城   悟 君    18番 長 嶺 一 男 君19番 新 垣 安 彦 君    20番 砂 川 金次郎 君21番 西 平 賀 雄 君欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市   長   上 原 裕 常 君    副 市 長   杉 浦 友 平 君   教 育 長   上 原   武 君    総務部長    大 城   治 君   企画開発部長  阿波根 庸 伸 君    市民健康部長  野 原   哲 君   福祉部長    真栄里 美 保 君    経済観光部長  上 原   司 君   建設部長    金 城   寛 君    水道部長    福 元   毅 君   消 防 長   賀 数   淳 君    教育委員会   神 谷 良 昌 君                        総務部長   教育委員会   幸 地 政 行 君   指導部長本日の議事日程 日程第1  一般質問――――――――――――――――――――――――――――――(開議宣告午前10時00分) ○議長(徳元敏之君) これより本日の会議を開きます。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(徳元敏之君) 「一般質問」を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆11番(玉城安男君) おはようございます。一般質問を始める前に、私の所見を少し述べさせていただきたいと思います。市長におかれましては、3期目に向けての御準備等があろうかと思います。そしてまた、一括交付金を活用した糸満市文化・平和・観光振興センターが順調に進んでいる中でございます。ぜひ市長には頑張っていただきたいと思います。それでは一般質問を行います。 件名1、糸満市文化・平和・観光振興センターについて。糸満市民の長年の願いである市民会館的機能を有する糸満市文化・平和・観光振興センターは、糸満市の伝統文化を守り、平和のとうとさを後世へ引き継ぎ、地域資源を活用した観光産業の振興を望める施設です。去る8月19日に糸満市農村環境改善センターにおいて、糸満市文化・平和・観光振興センターの早期実現を求める市民大会が開催されました。主催者には、糸満市経済団体協議会10団体、共催に糸満市区長会、糸満市PTA連合会、糸満市文化協会、糸満市女性団体連絡協議会、糸満市青年団協議会、多くの団体の皆様や市民の皆様の御参加がありました。市民会館の建設は、一括交付金でつくることはできません。市民会館的機能を有する糸満市文化・平和・観光振興センターは、一括交付金を活用して建設されるものであります。一括交付金が活用できる期間内で完成させることが糸満市の財政負担が少なくて済みます。一日も早く工事の着手、完成を上原裕常糸満市長、市民の皆様と一緒に実現させましょう。小項目1、糸満市文化・平和・観光振興センターの進捗状況をお伺いします。 件名2、市営住宅の改築事業について。老朽化が著しい第一市営住宅、浜川原市営住宅、真謝原市営住宅、親田原市営住宅の4団地の建てかえに先立ち、各団地の入居者の建てかえ工事の仮住居を確保する目的で、糸満南小学校跡地に仮住居の役目を兼ねた(仮称)稲嶺原市営住宅の建設事業を進めるとのことですが、そこでお伺いします。小項目1、糸満南小学校跡地への市営住宅改築事業の進捗状況等についてお伺いします。 件名3、西崎運動公園施設整備について。高校野球大会中学校野球大会社会人野球大会、糸中OB40歳以上野球大会等の野球の試合で、得点板に得点が掲示されないと、野球の試合をしている選手や観客の皆様も何対何なのかがわからず大変困ったと思います。スコアボードの早急な整備が必要です。小項目1、西崎球場のスコアボード整備の進捗状況をお伺いします。 西崎球場内のロビーや待合室等にクーラーの整備が必要と思いますが、そのお考えはないですか。小項目2、西崎球場の空調設備計画についてお伺いします。 小項目3、公園内照明施設の計画について。ア、テニスコート照明のLED化についてお伺いします。イ、プール照明のLED化についてお伺いします。 小項目4、国道高架下の駐車場整備の進捗状況をお伺いします。 件名4、道路行政について。小項目1、ガタ原線道路改築事業の進捗状況をお伺いします。 小項目2、糸満ロータリーラウンドアバウトの社会実験の進捗状況についてお伺いします。 件名5、糸満市長選挙について。上原裕常市長、2期7年と6カ月、市民の皆様との8つの約束を実現するために毎日を頑張っています。8つの約束も花は実り、見えるところまで来ています。8つの約束、「1.財政再建で元気な糸満の基盤をつくります」水道料金の値下げ、糸満南小学校跡地に市営住宅の建設、ボウリング場跡地ITセンターの活用。「2.元気な糸満をつくる人材を育てます」市文化活動の拠点、市民会館的機能を有する糸満市文化・平和・観光振興センターの基本設計、一括交付金の活用。糸満ハーレー舟、名城、喜屋武ハーリー舟の建造。学力向上対策では電子黒板の導入、障害児支援ヘルパー員の設置、学校校舎では三和中学校、真壁認定こども園の着工、兼城小学校の着手準備を目指しております。アマチュアスポーツのメッカは、芝人事業の導入、西崎運動公園各施設の機能向上。「3.子どもからお年寄りまで、元気で笑顔のある暮らしをつくります」保育所の定員増による待機児童の解消、平成29年度までに待機児童ゼロとするように図る。「4.元気な海のまちを再び取りもどします」糸満漁港の周辺の歩行を快適にするため、グリーンプロムナード整備、平成27年設計、平成28年工事着手、照明灯の取りつけとなっております。「5.元気な農村を取り戻します」コミュニティーバスの導入、いとちゃんバス…。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時09分)(再開宣告午前10時09分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆11番(玉城安男君) 「5.元気な農村を取り戻します」コミュニティーバスの導入、いとちゃんバス、いとちゃんminiの実証実験、観光農園の指定管理者うちなーファームのリニューアルオープン、観光農園内に情緒障害児短期治療施設の建設。「6.産業を育成し、まちに元気を生み出します」老朽化した市場施設の整備、平成27年設計、平成28年工事着手。名城ビーチの再開発、美々ビーチの再整備、全国ミニバレー大会、寿野球大会の推進。「7.まちの基盤整備をすすめ、元気で快適な暮らしを呼び起こします」防災行政無線の整備の実現、地域の自主防災組織づくりの促進実施中、老朽化の著しい市営住宅の建てかえ、景観計画の策定、糸満地区のジョーグヮー文化糸満ロータリー周辺ラウンドアバウトの社会実験。「8.環境対策を充実し、元気な自然を取りもどします」庁舎、自治会の防犯灯、道路街灯のLED化、電気自動車の整備、数多くの実績が実現を見ています。上原裕常市長の8つの約束は着実に前進しています。その歩みをとめてはいけません。糸満市文化・平和・観光振興センターも基本設計が始まりました。多くの市民の皆様、各種団体の皆様からも上原裕常市長のもとで工事の着手を願っております。頑張れ、上原裕常市長。そこでお伺いします。小項目1、来年の6月に糸満市長選挙が行われます。上原裕常市長3期目の出馬のお考えはないですかお伺いします。 あとは自席から再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎市長(上原裕常君) おはようございます。御質問、件名5、糸満市長選挙について。小項目1、来年の6月に行われる糸満市長選挙への3期目の出馬についてお答えをいたします。 本市は、自然、歴史、環境、産業など、非常に恵まれた地域であり、私は市長として糸満市に元気と笑顔を公約として掲げ、2期7年余にわたってその実現に向けて取り組んでまいりました。先ほども議員からこれまでの実績について紹介をいただき、大変ありがとうございます。このような実績を上げることができましたのは、市民の皆様や市議会、市職員を初めとする多くの御協力と御理解のたまものであります。改めて皆様方に感謝申し上げます。 さて、御質問の3期目の出馬につきましては、これまで多くの方々から出馬の要請を受けており、後援会を初めとする支持者、家族や関係者などと相談した結果、出馬することを決意いたしました。出馬を決意する大きな要因といたしまして、公約に掲げている高度衛生荷捌施設整備中央市場建てかえ、子育て支援としての待機児童解消、農業用水の確保などの実現を図ると同時に、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター整備の是非にあります。特に観光振興センターは、県の21世紀ビジョンの中で自立型経済の構築へ向けて観光産業をリーディング産業として位置づけており、同センターの実現は本市の観光産業振興のみならず、ひいては県の観光産業の振興にも寄与するものであります。私は平成24年度から事業化に向けて取り組み、次年度以降も実施設計、用地購入や工事などの採択を得なければなりません。次年度以降、非常に重要な時期を迎えて、特に沖縄振興特別交付金制度期間中に実現させなければならないものであり、引き続き同事業の推進、進捗をさせることが私の務めであると考えており、責任ある立場の者として出馬を決意した次第でございます。つきましては、議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 それ以外の御質問につきましては、関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) おはようございます。それでは御質問、件名1、市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1、進捗状況についてお答えいたします。 観光振興センターの事業の取り組みは、平成24年度から実施しており、施設の基本計画策定や建設候補地の選定、施設管理の基本計画、展示の基本計画、建設候補地の鑑定評価などを行ってきたところであります。本年度は、市民への周知を高めるため、リーフレットの全世帯配布と地域にて説明を行っています。また、本県の経済動向に知見を持った方や大学教授、市民団体の代表者等で構成する糸満市文化・平和・観光振興センター建設規模検討委員会において、建設規模の御審議をしていただき、施設規模7,400平方メートル、建設事業費約54億円以下が適当との報告を受けました。市にあっては、同委員会の規模報告や各種団体からの早期建設を望む要望書等を踏まえ規模決定を行い、建築基本設計プロポーザルの募集を行いました。公開方式で行った同プロポーザル等の審議結果により業者を選定し、12月9日に契約を行ったところであります。今後、観光に知見を持った方や大学教授、市民団体の代表者等で構成する建設検討委員会を設置し、多くの御意見を頂戴する中で3月中旬に建築基本設計業務を完了する予定となっております。 ◎建設部長(金城寛君) おはようございます。御質問、件名2、市営住宅の改築事業について。小項目1、南小学校跡地への市営住宅改築事業等の進捗状況についてお答えをいたします。 老朽化が著しい第一市営住宅、真謝原市営住宅、浜川原市営住宅及び親田原市営住宅の4団地の建てかえに先立ち、各団地の入居者の建てかえ工事中の仮住居を確保する目的で糸満南小学校跡地に仮住居の役目を兼ねた(仮称)稲嶺原市営住宅の建設事業を進めております。進捗状況につきましては、現在、同市営住宅の実施設計委託契約を8月31日付で締結し、業務執行中であります。なお、業務委託の完了は平成27年度末を予定しており、工事は平成28年度に着手する予定です。 御質問、件名3、西崎運動公園施設整備について。小項目1から4までについて順にお答えをいたします。小項目1、西崎球場のスコアボード整備の進捗状況について。得点板表示は設計が完了しており、現在、発注準備作業中であり、年明けの1月ごろに工事発注予定であります。また、選手名、試合結果、スピードガン表示等については2月ごろに工事発注する予定であります。 小項目2、西崎球場エントランスホール空調整備計画については、現在、委託業務を完了し、年度内に空調設備の整備を行う計画であります。 小項目3、公園内照明施設の計画。ア、テニスコート照明のLED化及びプール照明のLED化について。運動公園全体の照明施設のLED化の委託業務は完了しており、現在、テニスコートとプールの照明施設のLED化工事発注準備作業中であり、今年度内の整備を計画しております。 小項目4、高架下の駐車場整備の進捗については、委託業務及び南部国道事務所との占用協議も完了しており、1月ごろに工事発注を予定しております。 御質問、件名4、道路行政について。小項目1及び小項目2についてお答えをいたします。小項目1、ガタ原線道路改築事業の進捗状況については、現在、植栽工事、照明施設工事、区画線等の付帯工事が完了したところであります。また信号機もガタ原線と双子橋線との交差点に沖縄県警察本部が設置完了しております。よって、あす12月12日の開通式典後に全線の供用開始を行います。 小項目2、糸満ロータリーラウンドアバウトの社会実験の進捗について。糸満ロータリーラウンドアバウト社会実験については、去る10月3日に、ラウンドアバウトへの交通の切りかえが行われ、実験スタートから約2カ月を経過しております。第3回社会実験協議会で実験の状況報告や交通量調査等の効果検証の中間報告が行われております。その中で交通量の多い国道331号におけるピーク時の渋滞の長さが改良前の最長170メートルから、改良後は60メートルと4割弱まで渋滞が緩和されたことや、交通事故については物損事故1件の報告等がありました。今後、市民アンケート調査を実施し、効果の検証や交通ルールの周知、環道内のスピード抑制等の課題の改善点の整理を行い、実験期間中の来年3月に開催予定の同協議会で社会実験の分析、効果検証を行い、次年度以降のラウンドアバウトでの本格整備の方針を決定する予定であります。 ◆11番(玉城安男君) では、自席から再質問をさせていただきたいと思います。 まず1件目、糸満市文化・平和・観光振興センターについてお伺いしたいと思います。その中においては、基本設計業務に応募した会社が何社かあったかと思います。その会社の中から、先ほどのお話の中でプレゼンテーションを行ったということがございました。それの日にちと、そしてその結果、どの会社が落札というんですか、プレゼンテーションで一番よかったというところの名前が公表できれば教えていただきたいと思います。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 プロポーザルの募集を行いましたところ、10者から応募がありました。11月6日に、建築基本設計候補者選定委員会で1次審査を実施しまして、上位5者を2次審査対象者として選定しました。その後11月14日に、公開プレゼンテーション及び2次審査を行いました、その結果、最優秀提案者として梓設計・かみもり設計・国吉設計 設計共同企業体に決定いたしました。最優秀提案者と契約交渉を進めた結果、市内設計者を含めた、梓設計、かみもり設計、国吉設計、市内の樹設計工房、プラニクス都市建築研究所建築共同企業体と12月9日付で建築基本設計委託業務を締結しております。 ◆11番(玉城安男君) では、基本設計は5者のJVができたのですか。少し確認させてください。そうであれば、基本設計の工期は、契約が12月9日ということですので、何月ぐらいまで予定しているのかお聞かせください。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 12月9日に契約をいたしました基本設計業務ですけれども、工期につきましては、12月9日から来年3月15日までとなっております。 ◆11番(玉城安男君) それから3月15日までに、工期内でおさめられると、やっぱり図面の上ではなかなか見づらいところがあろうかと思うんです。そういう中において、役所の1階のロビーのほうでも市民にもわかりやすい立体的なパースをつくる、建物がどういう形であるかということの考えはないかということと、せっかく糸満市文化・平和・観光振興センターがこれからつくられていくことですので、それの市民への建築基本設計の内容等を周知する必要があると思います。その辺お考えはないでしょう、お願いいたします。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 今回の建築基本設計業務の中におきましては、模型をつくる内容も含まれておりますので、当然その工期内にはそういった模型も示されるものと思っております。あと市民に周知という御質問だと思いますけれども、今回の基本設計終了後に市のホームページ等で基本設計の図面とかリーフレットを作成し、また全世帯へ配布しようかと考えております。 ◆11番(玉城安男君) ぜひ、お願いしたいと思います。先ほどもお話しましたけれども、図面の上で見るときにはなかなか気がつかないところでも、今言ったように模型で大きく一般の方々にも見えるというようなことであれば、大変わかりやすくなるだろうと思います。周知のほうもリーフレット等を含めながらやっていただけるということは非常にいいことだと思っております。ひとつよろしくお願いいたします。 それでは、市営住宅のほうは後ろに回しまして、4番目の道路行政についてお尋ねしたいと思います。まず、ガタ原線改良の進捗状況についてですが、そこには…、済みません、休憩お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時30分)(再開宣告午前10時30分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆11番(玉城安男君) 土曜日に開通するという御答弁がございました。その近くには、今いなみね冷やし物専門お食事処というお店があるんですけれども、そこのほうにも連結して、100メートルもしない間に信号機が取りつけられていると思います。その取りつけられている信号機は、今これから開通していくガタ原線のほうにも信号機がつけられて、そしていなみね冷やし物専門お食事処のほうにも信号機がついているということでございますけれども、その信号機についてはどのようなことになるんでしょうか。取り外しですか、それともどこかに移設するんですか、お答えをお願いしたいと思います。
    ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 その信号機については、ガタ原線が開通をした後、沖縄県のほうで撤去する予定になっております。 ◆11番(玉城安男君) 同じくガタ原線についてお伺いしたいと思います。 たしか道路の愛称名を募集したかと思います。そこをお尋ねしたいと思いますが、それで道路の愛称名は決まったのですか。それとまた愛称名と応募総数、そして選定の結果等についてお伺いをしたいと思います。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 その前に、先ほどの私の答弁で「沖縄県が撤去します」ということを申し上げましたけれども、「沖縄県警察本部が撤去します」と訂正をさせていただきたいと思います。 それでは再質問にお答えいたします。糸満市都市計画道路愛称選定要綱に基づき、公募をいたしまして自治会、糸満小学校、糸満南小学校、糸満中学校の児童生徒を含めて、総数87点の応募がありました。そして12月8日に選定委員会において、選定基準に基づき審査を行い、ふくのき通りを選定いたしました。愛称に込めた思いは、この道を行くとよいことが起こればいいなと思い命名をしたとのことでございます。 ◆11番(玉城安男君) そうですね、この道を通ると幸せになれるというような思いのもとに、ふくのき通りと、非常にいい名前だと思います。 それではその道路行政についての小項目2、ラウンドアバウトの実証実験についてをお聞かせ願いたいと思います。まず初めに、ロータリーの周辺には信号機がたくさん立ち並んでいたと思います。その信号機、先ほどはガタ原線の、役所から来るいなみね冷やし物専門お食事処のところは警察のほうで取り外して持っていくということでございますけれども、ロータリーのほうの信号機についてはどのようになっているのかお聞かせください。 ◎市民健康部長(野原哲君) 再質問にお答えをいたします。 御承知のように、ラウンドアバウト、来年3月まで社会実験ということでございますが、信号機につきましては、信号灯電球のほうは現在、公安委員会のほうで保管をしております。制御盤、支柱についてはそのまま残っているわけでございますけれども、今は社会実験ということでそのままにしているということであります。しかし、4月以降につきましては、信号機をどこかに移設するということになるかと思いますが、その移設をにらんで、10月5日に糸満市長を初め、警察評議員の皆さん、そして各種団体の代表ともども、糸満署にお伺いしまして、糸満ロータリーから取り外される信号につきましては、優先的に糸満市内に設置していただきますようにということで陳情を申し上げております。警察署長もその旨をお受けいたしまして、すぐその足で沖縄県警察本部、そして公安委員会へ行って糸満市長からこのような要請がありましたということをしかと伝えたということでございます。以上です。 ◆11番(玉城安男君) 市長のほうからも糸満警察署長のほうにお願いをしたということです。糸満市には、特に西崎には出会い頭の事故が多々あると思います。そういう意味では、ロータリーから外された信号については、必ず市内のほうで、どこということじゃなくて、市内の厳しいところへの設置をこれからもお願いをしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 それではロータリー周辺の電線がまだ上のほうを通っている状況です。せっかくラウンドアバウトの社会実験が行われていますので、ぜひ3月までの社会実験が終わった後には、何回も私も質問等をさせていただいておりますけれども、地中化のほうを考えていただきたいと。特にロータリー周辺はお願いしたいと思うのですが、それについてはいかがでしょうか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 ロータリーの電線地中化についてでありますけれども、これは沖縄県がロータリーラウンドアバウトを本格整備する場合には電線類の地中化を進めていくということで今、総合事務局のほうで電線地中化協議会というのを発足されておりまして、その協議会の中に私も委員として入っておりまして、この糸満ロータリーの地中化については要望しているところでございます。 ◆11番(玉城安男君) 先ほどラウンドアバウト社会実験の中で接触事故が1件あったということがございました。私も何度かロータリーを通っておりますけれども、乗用車で通るときには道路の幅員が、幅がスムーズに通れるんですけれども、大型バスとか大型自動車、トレーラーあたりが通るときには、特に旧役所から来るとき、那覇に向けて左折する幅員が狭いかと感じます。それと同時にウインカーは、入るときにも出すのでしょうか。それと出ていくときもウインカーを出すのですか。そうしないと、道路から車が入っていくときに、ウインカーが出ていないと出づらくなるんじゃないかと思われます。この辺はいかがでしょうか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 まず、ロータリーラウンドアバウトに入る場合、バス会社のほう、糸満漁港、組合のほう、要するに西側から入る場合に狭いのではないかという御意見につきましては、去る協議会においてもそのようなお話がございました。そういった一部、大型バスが回りきるときに接触をしたというのがございましたので、これについては協議会でもそういったお話があって、その改善をどういう方法にしてやるかという話が出ていますので、それも踏まえて、今社会実験中でございますので、そういったことも踏まえてこれから設計、それから本格工事といったことになっていくと思います。あと入るときにウインカー、出ていくときにウインカーなのかということでございますが、入るときには、このラウンドアバウトというのは、まずこのラウンドアバウトの環道に近づくに従って減速をしなければいけないというのがございまして、下のほうに「ゆずれ」と書いてありますけれども、入るときにはウインカーを出す必要はございません。ただ、環道内に車が入ってきたときに、出ていくところを知らせないといけないと。そういうことで出ていくときに自分の目的方向に、手前でウインカーを出していくというようなことになっております。 ◆11番(玉城安男君) 件名3の西崎運動公園の施設整備についてをお尋ねしたいと思います。特にいろんな大会があるときには、駐車場がどうしても今手狭じゃないかと思います。いろんなところに駐車をしているんですが、なかなか全員は駐車ができない状況にあります。今回、建設部長のほうから御答弁がありました国道高架下の駐車場整備ができるということでございます。そこで、高架下の駐車場が完成しますと、西崎運動公園でいろいろな大会が開催されて、多くの車が国道高架下駐車場があるので、駐車場の心配が今よりは少なくなるだろうと、一般の方にも助かるだろうと思います。特に国道高架下となると、駐車場の出入り口がどういう考えであるのかをお尋ねしたいと思います。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 高架下の駐車場の出入り口の件でございますが、このことについては総合事務局との調整をしている中において、やはりこの部分というのは交差点に近いということもあって、やはり出入り口というものは慎重にその位置を検討しなければいけないというようなことから、今決めた事項としては、航空局糸満宿舎側のところとスポーツロッジの前が2つありますけれども、まず航空局糸満宿舎側の高架下の駐車場でありますけれども、これはまずインのほうからいきますと、糸満から豊見城側に行くところの交差点のすぐのところから進入します。そしてこの駐車場から出ていく場合には豊見城側から糸満向けのところの交差点からより離れたところに出口があります。それからスポーツロッジについては、ここはより交差点に近いということもあって、入るところは豊見城側から糸満向けの交差点に近い側から入ります。そして出るときには同じこのコースを、交差点から一番離れたところに出口があります。以上でございます。 ◆11番(玉城安男君) せっかく国道の高架下の駐車場ができて、国道下のほうの道も結構大型トラックだとか乗用車が豊見城のほうから糸満に入ってくるときに、車の往来も結構多いかと思います。今の配慮であると、ゆっくり駐車場から出てくる車においては事故がないように、出入りができると思います。事故がないようにひとつ見守っていきたいと思います。 それでは件名2、市営住宅の改築工事についてお尋ねします。先ほどの御答弁の中に実施設計の業務が今作業中だということでございましたけれども、市営住宅の間取りについてお伺いしたいと思いますが、これまでの市営住宅は2DKのワンパターンであったかと思います。老夫婦や、もしくはひとり暮らしとなると部屋が広いと。また、親子、多子世帯においては狭いという意見が多々あったかと思います。そこで今回の設計については、市営住宅の間取りなどはどのようなお考えですか、お聞かせください。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 今現在、設計している市営住宅は5種類の住居タイプがあります。その内容としては、1番目に標準子育て世帯の2LDK、2番目に多子世帯用の3DK、3番目に標準及び高齢者夫婦世帯用の1DK、もしくは2DK、4番目に単身世帯又は高齢者世帯の1DK、5番目に単身車椅子世帯又は高齢者車椅子世帯の1DK、以上の5タイプの住居となっております。 ◆11番(玉城安男君) そのような配慮があると、例えば老夫婦だとか、ひとり者では2DKは大き過ぎるということと、また子だくさんの場合は2DKは小さいというようなことがあって、今回の実施設計においてこれが組まれているということは非常にいいことだと思います。そのような戸数の根拠などはどこのほうからお考えになったんでしょうか。お聞かせ願いたいと思います。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 その根拠ということでございますが、基本設計をつくる前の4団地の老朽化、市営団地再生計画において、それぞれの団地の現地の状況調査をして、それに基づいて計画をしております。 ◆11番(玉城安男君) そうですね、それが早目にできるように願いたいと思います。では、その後の計画、スケジュール及び規模等についてはどのようになっていますか、お尋ねします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 糸満南小学校跡地につくる市営団地は2棟あるわけでございますが、そのうちの1棟を先につくる計画でありますけれども、戸数としては39戸です。規模等については鉄筋コンクリート造の5階建て、延べ床面積が3,289平米、エレベーター2基、それから駐車場などを計画しています。 ◆11番(玉城安男君) 今の答弁の中に鉄筋RC造5階建てということがありました。以前に私がお聞きしたときには地下のほうに水タンクを設置するというようなこともございました。今の御答弁の中に39戸ということが出てきたのですが、これはA棟、B棟。1棟、2棟というんですかね、それ1つずつを指しているんですか。それとも全体のことですか。再度お尋ねします。 ◎建設部長(金城寛君) 2棟あるうちの1棟のA棟の規模でございます。 ◆11番(玉城安男君) では、もう少しお尋ねしたいと思います。 2棟あって、先ほどの部長の説明の中では1棟を先に建設する計画ということですが、順番として、AかBか、どちらかが前か後ろになると思うんですけれども、手前側からつくるのか。それとも敷地の後ろ側、遠い方からつくるのかを、どこを優先してつくるのか。またその理由についてももし御答弁ができればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時53分)(再開宣告午前10時54分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 A棟、B棟ございまして、A棟というのは敷地の南側、より前面道路に近い側がA棟であります。そのA棟を先につくる理由は何ですかということでございますが、建物をつくる場合には、建物だけじゃなくて、その周囲に、建物をつくっていくのに鉄筋、型枠を組み立てていかないといけないわけです。そうしますと、仮設足場が周囲に必要になってくるわけでございまして、それから5階建てでありますので、揚重計画といいますか、レッカー車がとまって重たいものを上に上げるということからレッカー車のスペースも必要になってくると。それから進捗状況に合わせて、それらの資材を仮置きするスペースも必要になってくるということで、建物の周囲にそれ以外の大きなスペースが必要になってくるわけでございます。そういうことから、もし仮に奥側のB棟を先につくった場合には、B棟を建設する上においてはそんなに問題は出てきませんけれども、B棟が完成した後、次、第一市営住宅の改築に入りますと、そこが仮住居として、そこで生活が始まってきますので、そうしますと、そこから前面道路側に通路、入居者が行き来をするわけです。そうしますと、安全対策上、それからスペースもとれるかどうか、非常に微妙な部分があるというようなことから、先にA棟をつくって、そして完成をしたら、その部分については周囲に仮設をつくる必要がありませんので、そういったことから奥の、これから入る住民が仮住まいすることも含めて、全体的に考えた場合に先に手前側のA棟をつくったほうがよいということから、先に建設をするものでございます。 ◆11番(玉城安男君) ありがとうございます。私も以前は、建築屋をしておりましたけれども、その中においては、一般的には敷地内の奥のほうから工事をやるというのが今までのパターンだったかと思います。今は入居が始まった場合、その方々の安全対策も考えていくという部長の御答弁でした。やっぱりあれだけの大きな敷地の中で、住居も入っていながら次のB棟を建設するときには、どうしても人だとか車だとか、いろいろな事故が起こった場合には大変なことになります。手前側からやることによって、仮設の部分も、入居者の出入りについてもスムーズに行くということでありました。今、そのことを聞いて納得をしております。 これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時58分)(再開宣告午前11時10分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆17番(金城悟君) 市民の皆さんおはようございます。議員の皆さんおはようございます。上原裕常市長、3期目出馬、おめでとうございます。私たち議員、同級生が3名います。それと消防長、議会事務局長、経済観光部長、その歓迎する中にその6名の方々が含まれております。一緒に盛り上げましょう。では、一般質問をします。 件名1、スポーツ行政について。八重瀬町、豊見城市、南風原町、南城市へトレーニング施設を視察してきました。小項目1、西崎運動公園及び西崎総合体育館トレーニング施設の体育施設管理状況について。ア、平成26年度のトレーニング施設の市内外別利用者数。市民の使用料と市外住民の使用料を伺います。イ、八重瀬町の平成26年度のトレーニング施設の町内外別利用者数。町民の使用料と町外住民の使用料を伺います。ウ、トレーニング施設の器具が破損している箇所がありますがどう思いますか伺います。八重瀬町、豊見城市、南風原町、南城市での利用頻度が高いのはルームランナーとバイクとの説明を受けました。エ、以前あったルームランナーは、いつまでありましたか伺います。八重瀬町、豊見城市、南風原町、南城市のトレーニング施設を視察してきたときに、1市2町は一括交付金をうまく利用して、最新型のトレーニング器具を取りそろえておりました。オ、市長の公約にアマチュアスポーツのメッカとありますが、施設器具を一括交付金で総入れかえする考えはありませんか伺います。カ、陸上競技場外周の走路上タータンが剥がれて危険です。けがをしてからでは遅いと思います。早急に補修をしてはどうか伺います。キ、体育施設強化事業のスピードガン表示システム設置とはどのようなものですか伺います。 第67回県民体育大会主会場である名護陸上競技場で本市の代表選手を応援してきました。柔道5連覇、バドミントン男子が2連覇、ウエートリフティング優勝、サッカーが何と23年ぶりの優勝です。ソフトテニス混成準優勝、バドミントン女子3位まことにおめでとうございます。他の種目に出場されました選手、役員の皆様方も大変御苦労さまでした。小項目2、沖縄県民体育大会について。ア、第63回大会から第67回大会までの主会場と糸満市の総合成績と得点を伺います。イ、来年の第68回大会の主会場はどこですか伺います。ウ、第68回大会へ軟式野球の壮年部を新設してはどうですか伺います。 小項目3、本市へのキャンプを確定したプロ、アマチュアスポーツはありますか伺います。 小項目4、カヌー競技の誘致についてですけれども、オリンピック代表選手がこの傍聴席にもお見えになっています。皆さんで盛り上げていきましょう。去る10月19日に、宜野座村の漢那ダムへ視察に行ってきました。カヌーの収納庫やカヌー艇が70台、その内訳は競技用40台、レジャー用が30台取りそろえてありました。毎年ナショナルチームが12月から翌年の1月までキャンプを計画していると言っていましたが、きのう確認したところ、ことしはないと言っていました。もし糸満市に施設があれば、ナショナルチームからキャンプをしたいという要望があるようです。空港から近いのと、カヌー競技は500メートル、1,000メートルのレースです。報得川は直線でその距離がとれるということで最適と言っています。去る11月4日から8日、リオデジャネイロオリンピック、カヌースプリントアジア大陸最終予選会が行われましたが、地元の當銘孝仁君、沖縄水産高校OBの大城海輝君が出場しましたが4位となり、オリンピック枠の3位に入れず、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは代表を逃しましたが、ア、我が糸満市で、2020年東京オリンピックへ向けてカヌー競技のキャンプ誘致をしてはどうですか伺います。ナショナルチームを受け入れするには収納庫が必要です。ちょうどいい機会ですので、沖縄水産高校生もカヌー艇を野ざらしの状態で樹木の下に保管されており、維持管理の面からも大変苦慮しているのが現状です。イ、カヌー競技の収納庫をつくってはどうですか伺います。ウ、報得川河川敷沿いの市有地について、現在委託している駐車場の空きスペースはどのくらいありますか伺います。エ、西川町公民館前、河川敷沿いの広場は、どこが管理していますか伺います。オ、西崎2丁目591と周辺の土地はどこが管理していますか伺います。 件名2、燃料ごみ処理事業について。3月と6月定例会でも燃料ごみ処理事業として、食用廃油の回収とバイオ燃料について取りあげましたが、私が住む県営浜川団地では既に食用廃油の回収をことしの1月から既に、今まで200リットルのごみの削減に取り組んでいます。その食用廃油がバイオ燃料に生まれ変わるのです。小項目1、市の燃料ごみ処理事業者の回収委託業者とシルバー人材センターへの委託の件はどうなりましたか伺います。小項目2、市長は、糸満市・豊見城市清掃施設組合の管理者として、食用廃油燃料ごみ処理事業を推進してはどうか伺います。 件名3、糸満市消防団員について。小項目1、糸満市消防団員数について伺います。 件名4、11月12日の糸満市長報告会のチラシについて。このチラシなんですけれども、11月12日に市長報告会がありました。市民の皆さんも来ていない方も多数おられると思います。その点から進めていきますので、よく傍聴してください。受け付け時にこのチラシを配布していました。そのチラシには糸満市文化・平和・観光振興センターの総事業費は54億円以下と明記しておりますが、小項目1、糸満市文化・平和・観光振興センターは総事業費54億円以下ですか伺います。 小項目2、10月23日、観光振興センター基本設計策定業務の一括交付金交付決定として明記されていますが、どのようなことですか伺います。 小項目3、チラシに現在の状況が明記されていますが、どのようなことですか伺います。 件名5、糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1、観光振興センター建設予定地の隣に駐車場として明記してあるのは、どこの土地ですか伺います。 以上で終わりまして、自席で再質問します。よろしくお願いします。 ◎市長(上原裕常君) 先ほど金城悟議員のほうから市長選へ向けてのエールをいただきました。私も頑張りますので、ぜひとも後援会の会員として登録なされて、他の会員と同様に応援していただければ非常にありがたいと思っております。 それでは件名4、11月12日の糸満市長報告会のチラシについて。小項目1から3について順次お答えをいたします。まず、小項目1の施設の建設事業費については、大学教授や県内経済に知見のある方、市民団体の代表者等で組織する糸満市文化・平和・観光振興センター建設規模検討委員会にて審議したところ、54億円以下が適当との考えが示されております。なお、建築基本設計者選定公開プロポーザル等により、最優秀提案者が決定しており、同業者においても54億円以下の建設事業費が示されております。 小項目2、一括交付金交付決定については、平成28年10月23日付、沖縄県指令企第674-6号にて交付決定を受け、観光振興センター建築基本設計業務等の事業に着手をしております。 小項目3、チラシ内現況については、建築基本設計公開プロポーザルを実施したところ、10者から応募がありました。11月6日、建築基本設計候補者選定委員会で1次審査を実施したところ、上位5者を2次審査対象者として選定し、11月14日、公開プレゼンテーション及び2次審査を行った結果、最優秀提案者を決定いたしました。なお、最優秀提案者との建築基本設計契約を12月9日付で締結し、設計業務に着手している状況にあります。 それ以外の御質問につきましては、教育長並びに関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 失礼しました。先ほど小項目2の一括交付金の決定の時期について、平成28年10月ということで答弁をさせていただきましたけれども、平成27年10月の誤りでございます。おわびを申し上げます。 ◎教育長(上原武君) 議員御質問、件名1、スポーツ行政についての小項目2、沖縄県民体育大会について。アからウまでと小項目3のアマチュアスポーツのキャンプについて順次お答えします。 小項目2のア、第63回大会から第67回大会までの主会場と得点及び市の総合成績の順でお答えします。第63回大会は糸満市が会場で77点の11位、第64回大会は宮古島市で開催され69点の13位、第65回大会は浦添市で開催され90.5点の9位、第66回大会は沖縄市で開催され90点の7位、ことしの第67回大会は名護市の開催で85点の9位となっております。 次にイの来年、第68回大会の主会場については糸満市が主会場になっています。 次にウの軟式野球壮年部の新設については、沖縄県体育協会に問い合わせしたところ、次の条件をクリアできれば新設可能とのことであります。1つ目に、競技団体、ここでは沖縄県野球連盟に開催の意向があり、かつ安定的に継続運営が可能であること。2つ目に、各市郡も開催に同意し、かつ選手派遣が可能であること等、これらのことを踏まえ、糸満市体育協会及び沖縄県野球連盟の意向を見守っていきたいと考えています。 次に小項目3の本市にキャンプが確定したアマチュアスポーツについてお答えします。西崎総合体育館においては、全日本バドミントンナショナルチーム、西崎球場においては成均館(ソンギュングァン)大学校、韓国です。國學院大學、神戸学院大学、青森中央学院大学、札幌大学、北海学園札幌高等学校、西崎球場において予定されております。陸上競技においては、沖縄県身体障害者陸上競技協会、日本パラリンピック陸上競技連盟です。次に埼玉県陸上競技協会も予定されております。3つ目には、甲南大学。この3つが陸上競技場において予定されております。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時25分)(再開宣告午前11時25分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 御質問、件名1、スポーツ行政について。小項目1、西崎運動公園及び西崎総合体育館トレーニング施設の体育施設管理状況について。アからキまでについて順にお答えをいたします。 小項目1、ア、トレーニング施設の市内外別利用者数及び市外の使用料については、市内の利用者数は平成26年度で年間5,404人、使用料は1時間210円、市外の利用者は588人、使用料は270円となっています。 次にイ、八重瀬町のトレーニング施設の町内外別利用者数及び町内外の使用料については、町内の利用者数は平成26年度で年間1万4,975人、町外の利用者数は2,336人、町内の使用料は2時間150円、町外の使用料は2時間300円となっています。 次にウ、トレーニング施設器具の破損している箇所がありますが、については、西崎総合体育館は昭和61年に完成と同時に器具の設置を行い、約30年が経過しており、ほとんどの器具がさびつき大きく破損して、修繕不可能な器具については撤去しており、修繕が可能な器具については修繕して利用しています。 次にエ、ルームランナーはいつまでありましたかについて。平成23年までは稼働しておりましたが、故障が著しく、翌年の平成24年度に撤去しています。 次にオ、施設器具を一括交付金で総入れかえする考えはありませんかについては、現在、西崎運動公園等有効活用整備計画を策定中であり、その計画に位置づけ、一括交付金を活用して、器具の更新を行いたいと考えています。 次にカ、陸上競技場外周の走路上、ゴムチップが剥がれて危険であり、早急な補修については、走路方向の端部の2カ所はことしの4月にモルタルセメントでスロープを設けて補修し、経過観察を行っているところであります。今後、この工法で補修が可能なのか。予算も含め検討してまいります。 最後にキ、スピードガン表示システム設置とはどのようなものかについては、バックネット裏にスピードガンを設置し、スコアボードの試合結果表示部の一部にスピード球速表示が点灯されるシステムであります。 御質問、件名1、スポーツ行政について。小項目4、カヌー競技の誘致のエ及びオについてお答えをいたします。最初に、エの西川町公民館前の河川沿いの広場は、本市建設課で管理しています。 次にオの西崎2丁目591と、その周辺の土地は、沖縄県南部土木事務所のほうで管理しています。 ◎経済観光部長(上原司君) 御質問、件名1、スポーツ行政について。小項目3、本市へのキャンプを確定したプロスポーツについてお答えします。 現在のところ、本市へキャンプを確定したプロスポーツチームはございません。 御質問、件名1、スポーツ行政について。小項目4、カヌー競技の誘致について。ウの報得川河川敷沿いの市有地についてお答えします。西崎商業地域への広域からの買い物客、観光客の誘導及び路上駐車の解消のため市有地を民間業者へ駐車場として賃貸させており、空きスペースはございません。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の御質問に答弁する前に、議員の質問のカヌー収納庫については、カヌー艇庫として答弁させていただきます。 議員御質問の件名1、スポーツ行政について。小項目4、カヌー競技の誘致について。ア及びイについて関連しますので一括してお答えします。小項目4、アの東京オリンピックへ向けてカヌー競技の本市へのキャンプ誘致の可能性について。沖縄県カヌー協会に問い合わせたところ、キャンプ環境が整えば、ぜひ全日本のカヌーチームのキャンプを誘致したいとのことでした。キャンプ誘致ができる条件として、カヌーが50艇以上確保され、かつカヌー艇庫が整備されていること。また練習場所として報得川はいい環境であるとのことでした。市としましては、子供たちの人材育成の上からもナショナルチームの誘致を進めたいと考えていますが、カヌーの確保や艇庫の確保に大きな課題があり、また報得川の練習場としての適正等も含めてさまざまな角度から調査研究していきたいと思います。 ◎市民健康部長(野原哲君) 御質問、件名2、燃料ごみ処理事業について。小項目1及び2についてお答えをいたします。 小項目1、燃料ごみ処理事業の回収業務委託につきましては、食用廃油の回収方法や住民への周知、回収経費等の試算も含め、どのような課題があるのかなどの調査を行い、実施に向けて取り組んでいきたいと考えております。 次に小項目2、糸満市・豊見城市清掃施設組合の管理者としての食用廃油燃料ごみ処理事業の推進につきましては、環境保全や循環型社会を構築する上からも、食用廃油などのごみの再資源化に取り組むことは重要であると認識しております。それを推進することで、ごみ排出量の抑制による糸・豊清掃施設組合のごみ処理経費の負担軽減にも結びつくものと考えております。また回収した食用廃油をバイオディーゼルとして再利用することは、CO2排出量をカウントしないカーボンニュートラル燃料としてCO2排出量の削減対策にも一定の効果があるものと考えております。 ◎消防長(賀数淳君) 御質問、件名3、糸満市消防団員について。小項目1、糸満市消防団員数についてお答えいたします。 糸満市消防団員の定数、任免、服務等に関する条例に基づき、定数50名と定められております。現在、実員は50名であります。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 御質問、件名5、糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1、建設予定地隣の駐車場予定地の所有者についてお答えします。 駐車場予定地は3筆あり、1筆は沖縄県農林水産部による埋立地であります。残り2筆は市有地となっております。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時37分)(再開宣告午前11時38分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆17番(金城悟君) 再質問します。 件名1のスポーツ行政の運動公園のトレーニング施設なんですけれども、先ほど市内の人数が5,404名、市外が588名、料金が、市内が210円、市外が270円。先ほど八重瀬町のほうの答弁があったんですけれども、町内で1万4,975名です。町外でも2,336名の方が利用しています。町民の方の値段が150円、町外が300円。皆さん30年前につくった施設、本当にあれでいいんですか。今金額を言ったんですけれども、210円ですよ。この210円で本当にいいかどうかをお伺いしたいんですけれども。改定はないか、お願いします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 使用料の改定をする考えはないかということでございますけれども、先ほどの器具の更新のことも含めて、他市町村の料金の調査を行いまして、そして指定管理者と調整を行い、使用料の見直しをするかについて検討していきたいと考えております。 ◆17番(金城悟君) 部長、おかしいですよ。先ほどの答弁では修理して直す。本当にもう、この210円で市民の皆さんにこれを利用させるんですか。最新型の八重瀬町、豊見城市、黄金森へ行ってきました。一括交付金を全て使って、町内150円ですよ。大変です。210円を市民から取るということ自体がおかしいです。この器具の施設で。もう一度お伺いします。早急にしてほしい。検討するじゃなくて、早急です。どう思いますか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えをいたします。 確かに議員おっしゃるように、器具が大分破損をして修理したり、撤去したりしているのもございます。そういうことも含めて、今現在、西崎運動公園等の有効活用整備計画というのを策定中でございます。その計画に位置づけて器具の更新等も行いながら、今の料金のことについても考えていきたいと思っております。 ◆17番(金城悟君) 隣の市町村、先ほども言ったんですけれども、最新型で150円です。西崎運動公園はわかります。しかし、現実、現状、現場を見てください。あの現場で210円、市民に対して本当に悪いですよ。210円を出してほかの市町村、市外へ行くと、250円、300円で最新型が使えます。これを早急にしてほしいです。あの西崎運動公園の整備計画のほうは後回しにしていいです。これから先です。修理してはだめですよ。使えるような状態に、中古でもいいじゃないですか。南城市知念と玉城は沖国大の施設をうまく利用して、払い下げさせていただいております。そういった考えも用いながらやらないと大変ですよ、本当に。あの施設で210円取って誰が使えますか。人数を見てください、とんでもないですよ。ちょっと休憩お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時42分)(再開宣告午前11時42分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆17番(金城悟君) 隣の八重瀬町は1万5,000人近くです、糸満市は3分の1です。本当にこれから先に考えてほしいと思います。今は時間がありませんから、次の機会で、本当にやる方向でやってほしいと思います。その決意を聞きたい。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 先ほどから議員の一括交付金を活用してというようなお話もございましたけれども、これまでの事業もそうでありましたけれども、一括交付金を活用して事業を行う場合には、それなりの計画書が必要でございまして、ですから先ほど申し上げました西崎運動公園等有効活用整備計画を策定中でありますので、それを位置づけて器具の更新を考えていきたいと思っております。しかしながら、料金のこともありますので、これも含めて、この整備計画の中に位置づけて、早期に更新できる方法を考えていきたいと思います。 ◆17番(金城悟君) 西崎運動公園の外周のラバーのタータンが剥がれて、めくれて、現場を見に行ったと思うんですけれども、走行中はいいです。そば、周囲が剥がれているのは御存じだと思いますけれども、現場を見ていますかお伺いします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 議員からお話があったときに、私も現地を見ております。 ◆17番(金城悟君) 現場を見て、どういった感想をお持ちですか。あのめくれた状態でどうお考えですかお伺いします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 確かに現地を見ましたときに、アスファルトとゴムチップがめくれている状況がございました。それでめくれて、これにつまずくおそれがあるなというのを感じております。 ◆17番(金城悟君) 部長、そう感じているんだったら即補修すべきじゃないですか。もし仮に転んでけがをした場合、糸満市はどう思いますか。早目に、早急に補修すると約束できませんか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 めくれている原因がアスファルトとゴムチップの付着がよくない状況ということでめくれている状況があるわけです。それでその対策として、実は今の部分というのは妻側の部分ですが、走路部分、これは実は走路部分においてはウオーキングするときに、進行方向ですので、これについては早急に対策をしないといけないということで、ことし4月ごろにその対策についてアスファルトの取り合い部分について、めくれた部分のゴムチップをカットしまして、その部分にモルタルセメントで固めて、それからなおかつスロープを設けて補修している状況でありまして、その状況を観察している状況であります。今後、この工法での補修が可能なのか、それから予算面も含めて、今、経過観察しながら検討しているところでございます。確かに議員がおっしゃるように、妻側の部分はめくれてはいますけれども、この対策がより一番いい工法がどれなのかというのも検証中でございますので、ひとつ御理解のほどをお願いします。 ◆17番(金城悟君) 多目的広場、サブグラウンドですか、広場のタータン、それと同一のタータンを使っていますかお聞きします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時48分)(再開宣告午前11時48分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 多目的広場の舗装は、ウレタン舗装といいまして、陸上競技場の外周はゴムチップというものでございまして、そもそも材質は違うものでございます。 ◆17番(金城悟君) 多目的広場の、今タータンとおっしゃいましたか、ウレタンでしたか、ウレタン。このウレタンもきのうたまたま偶然、私も現場へ行って走ってみました。転びそうになりました。つるつるです、大変です。あれも早急に補修の依頼をお願いしたいんですけれども、どうしますか伺います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時50分)(再開宣告午前11時50分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 多目的広場の東側にあるウレタンの、今のめくれ、剥がれについては、今お話を聞きましたので、早急に現場を見て確認したいと思います。 ◆17番(金城悟君) この件は早急によろしくお願いします。 沖縄県民体育大会なんですけれども、皆さん、糸満市、第63回大会は南部が主会場で糸満市です。それが総合成績11位、得点からいくと77点。第64回が、もちろんこれは先島だから予算がつけられないかなと思って、それは理解してもいいんですけれども、この第63回、主会場糸満…。第65回が那覇地区で9位。第66回大会が御存じのとおり7位になりまして、躍進賞をいただいています。第67回が、終わったばかりなんですが、これは9位で、得点は85点。来年、主会場は糸満市ということで、5年に1回回ってくるわけです。市長、公約にアマチュアスポーツとずっと言い続けているじゃないですか。第63回大会は糸満市が11位、来年は第68回大会、糸満市です。どう思いますか、それについて伺います。 ◎市長(上原裕常君) 議員の御質問、その第63回大会から、今回の第67回大会までの順位についてどう思うかという御質問の趣旨でよろしいでしょうか。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時53分)(再開宣告午前11時53分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎市長(上原裕常君) まず、第63回大会は糸満市、第64回大会は宮古島市ということでございますけれども、確かに点数的には低かったということがあります。第65回大会から第66回、第67回ということでは、点数は過去の大会に比べれば非常に上がってきていると考えております。これも体協を初めといたしまして、各団体の競技力向上に努めた結果だと考えております。 ◆17番(金城悟君) いろんな団体種目が今回の名護大会でも数々の優勝の種目がありました。来年が糸満市です。市長、アマチュアスポーツのメッカと言っています。その強化策を伺いたいと思います。強化できるかどうかお尋ねします。どうですか。 ◎市長(上原裕常君) 議員御質問の件につきましては、教育委員会のほうから答弁をさせたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えいたします。 来年度、主会場が糸満市になるということで、ぜひとも各競技団体とともに連携を密にしながら、順位を1つでも上げていきたいと考えております。もう少し具体的にお話ししますと、体育協会がNPO法人化して、ちょっと柔軟な対応ということで、競技団体等への組織強化が図られるようになってきております。また、そのNPO法人になった体協とともに、県外で活躍している大学生等を招致していきたいと思っております。それよりもサッカーが23年ぶりに優勝したように、市内の競技団体、それぞれの単位のチームが日常的に競技を頑張っていくということが大事なことだと思いますので、それに向けて、市、教育委員会、体協を初め、1つでも順位を上げていくことを目標としてやっていきたいと思っております。 ◆17番(金城悟君) 県民体育大会の種目なんですけれども、得点ですか、全種目で何種目ありますか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 19競技、27種目であります。 ◆17番(金城悟君) 19競技で、27種目ということですけれども、19競技に対して27種目ですよね。27種目、得点に絡むことがありますか。この27種目、全種目参加したということで得点に結びつきますか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 27種目に参加するということで、最低点1点は与えられます。 ◆17番(金城悟君) 第67回大会は全種目出場しましたか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 再質問にお答えします。 女子バレーボールと、女子ハンドボールが2種目で参加しておりません。 ◆17番(金城悟君) この種目なんですけれども、19競技ありますが、この19競技の得点は1位は何点ですか。1位から全種目出場すると1点と言っていますので、1点以上ですよね。その得点をお聞かせください。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時00分)(再開宣告午後0時00分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 1位が10点、2位が8点、3位が6点、4位が4点、5位が4点…、ごめんなさい。8位まで入賞で、1位が10点、2位が8点、3位が6点、4位が4点、5位が…、ちょっと休憩お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時01分)(再開宣告午後0時01分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 1位が10点、2位が8点、3位が7点、4位が6点、5位が5点、6位4点、7位3点、8位2点、参加チームに1点になります。 ◆17番(金城悟君) 先ほど名護大会はハンドの女子とバレーの女子が不参加ということで、得点がもらえていないですね、25点ですね。そういったものから、やっぱり来年の主会場が糸満市、全種目参加するようにということで、参加することに得点が与えられるわけですよね。ということは25点が27点、2点加算されるわけです。それで全種目参加できるように体制を整えてよろしくお願いいたします。この件は終わります。 野球のスコアボード、あれをうまく使ってほしいと思います。なぜかといいますと、せっかく一括交付金でやってくれました。先ほど野球の種目を新設したらどうかと質問したら、答弁でいい答えが返ってきました。私も糸満中学校OB40歳以上野球大会に参加しているんです。そちらの議員の皆さん方ともに同好会に入りまして野球を続けています。そういった形で昭和62年から平成27年まで、今まで29年間ずっと継続しているんです、糸満中学校OB40歳以上野球大会が。また平成18年には文科省から大臣賞をもらっているんです。そういうものを盾にして、糸満市が独自に、本当に野球同好会にこれを強く望んで、来年の糸満市が主会場でありますから、この野球大会のスコアボードにスピードガン表示が出ますよね。それに向けて強く、強調してほしいと思います。どう思いますか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 先ほども教育長から答弁がありましたけれども、県の野球連盟、そこが安定的に継続して運営ができるかどうかということになると思います。糸満市のみがぜひやりたいということでもできませんでしょうし、やっぱり県レベルでそのことが了承されて、その意向があって、なおかつ安定的に継続して運営ができるということが条件だと思っております。それからそうであったとしても、14市郡ありますので、ここが選手派遣が可能なのか。これもやっぱり大事なところになると思いますので、そういった意向を市の体育協会及び県の野球連盟の意向を見守っていきたいということになります。 ◆17番(金城悟君) そうですよね。本当に糸中OB40歳以上野球大会が29年間続いています。皆さんも、卒業した方々もあちらこちらに散らばっていると思うんです。そのための同好会ですよね。その同好会でこそ、糸満市がこういう主会場を持ってきたということは、散らばっている横のOBの皆さんに声かけするのも1つの手なんです。せっかくの交付金を使ってスコアボード、スピードガン表示、これは沖縄県にないですよね。ありますか、スピードガン表示。お聞きします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えをいたします。 県内にスピードガン表示とかの電光スコアボードがある施設がありますかという再質問でありますが、私が現在知っている範囲内でおきますと、沖縄セルラースタジアム那覇、向こうがスピードガンも備えたスコアボードが整備されております。そのほかについては、まだ調べておりませんので御勘弁をください。 ◆17番(金城悟君) バドミントンが誘致決まったということですけれども、ナショナルチームですね、糸満市へのキャンプ。先ほど答弁ありましたよね。ナショナルチームが来るということを質問でやって答弁を受けていますので、それについていつ確定したんですか、確定の時期。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時08分)(再開宣告午後0時08分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問、全日本バドミントンナショナルチームの合宿が確定した日はいつかということにお答えいたします。 市長が合宿誘致を受け入れますということで、定例の記者会見が10月29日にありました。公的に表明したということで、ここで確定というふうに捉えています。 ◆17番(金城悟君) すごくいいことですよね、ナショナルチームが我が糸満市に来る。バドミントンも海邦国体以来、ずっと糸満市は強化しています。そのナショナルチームの受け入れは本市でやると思うんですけれども、全部糸満市で受け入れですか、お聞きします。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えいたします。 全日本バドミントンナショナルチームの受け入れについての市町村レベルでは糸満市が受け入れるということです。 ◆17番(金城悟君) 糸満市の総合体育館には、先ほども施設器具のこと質問したんですけれども、施設の、ナショナルチームがその器具を使うんですか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) ナショナルチームの合宿の練習におけるウエートトレーニングについては、今、沖縄セルラースタジアム那覇の施設にてトレーニングする予定です。 ◆17番(金城悟君) もったいないですよね。誘致が確定して、全部が糸満市受け入れじゃないですか。器具、さっきからもずっとやっているんですけれども、受け入れしたからには全て糸満市にお金を落とすというのが通常の誘致が成功したという実例だと思うんです。ちょっとこれは、先ほどの質問に関連して、糸満市でこういうウエートトレーニングができないという今の現状、皆様もしっかり頑張ってください。市はどういう受け入れを、バドミントンナショナルチームというのは全日本ですよね。その全日本に対して、糸満市はどういった形で歓迎をしますか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) ナショナルチームの受け入れへの歓迎についてなんですけれども、スポーツコンベンション支援事業を活用しまして、まずは那覇空港での到着時にミス沖縄の方々にも来ていただいて、花を添えながら歓迎式を予定しているところです。あわせて実行委員会で受け入れを担っていくわけですけれども、ここの主催による歓迎レセプションを県のバドミントン協会団体やナショナルチーム等を含めて、宿泊先のサザンビーチホテルにて行う予定で歓迎したいと思います。あわせてのぼり等でも歓迎の意を伝えていきたいと思います。 ◆17番(金城悟君) そののぼりとはどういうものですか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 のぼりを掲げて歓迎するわけですけれども、その目的は市民の皆様に広く、ナショナルチームの合宿があることを周知していきながら、歓迎ムードを高めていきたいと思います。あわせて選手の皆様もそういった意味では合宿のモチベーションを高めることができるのではないかというふうに思います。そしてのぼりの作成については、行政と民間が一体になって取り組んでいくと、そういった機運を盛り上げるため企業にも協賛をいただいて、のぼりの一部をお願いしているところであります。 ◆17番(金城悟君) 今、のぼりで歓迎するという、お迎えののぼり、企業を含めて、民間と行政がタイアップ、民間も企業も、あと市政、市長もそういう形でかかわって、協賛の企業へ挨拶回りをしましたか、伺います。
    教育委員会指導部長(幸地政行君) ナショナルチームの合宿については、市長を初め、市を挙げてその誘致に努力してきたところであります。なお、のぼりの歓迎についてのそういった企業への協力願い等については、実行委員会が立ち上がっておりますので、これはさまざまな団体競技も含めて、それから県も含めてそのメンバーになっておりますので、その実行委員会で企業へのお願いはできるということで、もちろん市長を初め、相談しながら、実行委員会で対応可能ということで進めているところであります。 ◆17番(金城悟君) 市長がバドミントンナショナルチームを誘致したということに対しては本当にありがとうございます。しかし、行政のトップが誘致をして、トップがみずから出迎えして企業へ回ることによって、糸満市の企業にも挨拶回りをすることによってコミュニケーションが生まれると思うんです。さらに先ほどから言っているんですけれども、3期目へ出馬をやっているわけですから、その3期目に向けてもやるべきだと本当は思うんですが、どう思いますか、伺います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時16分)(再開宣告午後0時17分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆17番(金城悟君) 先ほどの市長3期目の出馬の表明は取り消しをします。済みませんでした。 企業を回ることによって、部長も糸満市と民間がタイアップできるということをおっしゃっています。そのタイアップをすることによって、民間に協力願いをやるべきだと思うんですけれども、そういうお考えはありますか、伺います。 ◎市長(上原裕常君) 企業回りを市長みずからやるべきじゃないかという御質問の趣旨だと思いますけれども、まず、今回実行委員会を立ち上げて、いろんな歓迎準備をしております。その中で、ただいま指導部長のほうからのぼりを立てるという話を伺っておりますけれども、具体的にそののぼりを立てるための企業の協賛広告、これをやっていくという分については私のほうもまだ詳しく聞いておりません。先ほども部長のほうから答弁がありましたように、実行委員会の責任で実施していくということで答弁がありましたので、基本的には実行委員会のほうにお任せをしたい。その上に立って、もし必要とあれば、私のほうも協力していきたいと考えております。 ◆17番(金城悟君) 市長、ぜひ協力してください。 今度、糸満市のほうが海邦国体以来、バドミントンを強化しています。それに向けて糸満市の子供たちとのコミュニケーション、交流がありますか、伺います。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 やっぱりこの機会に子供たちはもちろんのこと、市民の皆様に夢や希望を与えるということで、スポーツ振興と競技力向上もあわせて、地域活性の大きな目的となりますので、ぜひ子供たちとナショナルチームの交流と、指導者講習会等、全日本と、それが実現できるように日程調整中です。 ◆17番(金城悟君) ぜひやってください。糸満市がバドミントン王国ということを、沖縄県にも知らせるということが唯一の、ナショナルチームとの、糸満市の子供たちのレベルが上がると思います。それに対して頑張ってください。 カヌー競技についてなんですけれども、先ほどから答弁いただいているんですけれども、本当に土地も糸満市のほうがあるわけです。それに向けて河川敷、糸満市が管理しているということをおっしゃっておりますけれども、それに向けて、先ほどのカヌー艇庫、カヌー艇庫をつくる考えはありませんか。行政が本当にカヌー競技誘致ということを…、まず水産高校生が報得川で毎日朝練をやっています。カヌー艇庫をつくることによって、今は大変申しわけないんですけれども、野ざらしで樹木の下に置かれているわけです。それを水産高校生はここに置かれているということは、野ざらしということは、雨風にやられてだめになっちゃうんです。早急にカヌー艇庫は必要だと思うんです。それからキャンプ誘致も、先ほど東京からあるということをおっしゃっていますけれども、そういった形で早目にやるべきです。糸満市はウミンチュのまちです。ウミンチュのまちということはハーレー、糸満ハーレーには水産高校生がデモンストレーションで歓迎をしています。市内外の観光客の皆さんに。それを担ぎ出しながらカヌー艇庫は今後考えているということなんですけれども、これを早目にやることによって糸満市の名前が売れるわけです。せっかく本市にカヌーのナショナルチーム、先ほどのオリンピック、今回は負けましたけれども、2020年に向けて、糸満市がその誘致に向けて取り組んでほしいと思うんです。それを伺います。本気がありますか、伺います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時21分)(再開宣告午後0時22分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(幸地政行君) 議員の再質問にお答えします。 先ほどカヌーチームのキャンプ誘致ということで答弁したところですが、その中でやっぱり、まずカヌーの艇数の確保があります。それから艇庫の確保も必要ということで、これについても非常に大きな課題だと思っています。同時に報得川が練習場として適正なのか、ちょっとマングローブもちょっと生え出したりして、しゅんせつ等が必要であれば、これは大工事ですので、そういった適正等もあります。それから水産高校は御存じのとおり県立高校ですので、そこはやっぱり本来であれば県立の1つの強化すべき一環としてのカヌー競技へのかかわりということもあるだろうと思います。また、県のカヌー協会等ありますので、先ほどさまざまな角度から調査研究をしていきたいというのはそういう意味であります。 ◆17番(金城悟君) 沖縄県だからこそやるべきですよ。糸満市の行政と沖縄県、それで一括交付金はうまく利用できると思うんです、それが。結局ナショナルチームが来るということです。来ることでカヌー艇庫もつくりながら、本当はカヌー艇庫も一括交付金でつくるべきなんです。時間がありませんので、この辺は終わります。 11月12日の糸満市長報告会のチラシなんですけれども、私も行ってきたんです。そのときに受付からいただいたんですけれども、総工費は54億円にとどまるということを言っているんですけれども、チラシに、建設予定地11億3,500万円が鑑定評価されているんですけれども、なぜ、これは1つも土地のことが明記されていません。どういうことか伺います。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 このチラシはどなたがつくったかわかりませんけれども、行政は関与していませんので、それらの経緯は承知しておりません。 ◆17番(金城悟君) この総工費54億円も市政は関与していないわけですよね、それも伺います。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 54億円につきましては、さきの建設規模検討委員会の報告書で記載がありました54億1,400万円という報告がありましたから、多分それを記載したのではないかと思われます。 ◆17番(金城悟君) ちょうど今、傍聴席の方にもいらっしゃいます。この鑑定評価は幾らですか、建設予定地の土地の評価額は。お聞きします。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 昨年度ですか、土地の鑑定評価を行いましたけれども、11億3,000万円余りだと記憶しておりますし、あと前も説明しましたけれども、上限だと思っておりまして我々は鑑定しております。 ◆17番(金城悟君) 建設予定地の隣に駐車場と明記されておりますけれども、これは市の市有地と県でしたか、それに対して金額はどうするんですか、買うんですか。伺います。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 建設予定地の隣の土地につきましては、先ほども答弁しましたように、県有地と、市有地が2筆ございます。県有地につきましては、無償で借地をお願いしたいということで県のほうに申し入れたところであります。 ◆17番(金城悟君) このチラシについてお聞きしたいことがあるんですけれども、公共の場で市民を欺く、大田守、金城悟両市議は、早期実現のための市民大会の開催日にあわせて、FMたまんに出演して、市民会館建設には賛成だが、現在市が提案している観光振興センターには白紙撤回が必要と主張しています。これはまさにそのとおりじゃないですか、これは欺くという自体がおかしいです。私たちは白紙撤回を望んでいるわけです。向こうにつくるということが白紙撤回なんです。土地があるわけなんです、市役所の東側に。おかしいじゃないですか、なぜこれが欺くですか、ちょっとお聞きします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時28分)(再開宣告午後0時28分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎副市長(杉浦友平君) 再質問にお答えいたします。 このチラシ自体は市でつくったものではございませんが、私も前議会でたしか答弁したと思いますけれども、西崎の第4次埋め立てに補助金が入っており、一括交付金を活用して土地を取得することは二重補助に当たるということをFMたまんで発言しております。これは事実に反することでございますということで、私も答弁したところでございまして、その事実に反することを、もう何カ月たつでしょうか、いまだ訂正もしておりませんし、本人はそのままでございますので、恐らくFMたまんで二重補助に当たると、あるいは第4次埋め立てに補助金が入っているという、全く事実と異なることを言ったわけですので、結果として公共の電波で市民を欺いたというふうに捉えて、このチラシが出たものと思っております。 ◆17番(金城悟君) この欺くという言葉は私知りませんけれども、どういう言葉ですか、お聞かせください。 ◎副市長(杉浦友平君) 再質問にお答えします。 このチラシの言葉は、表現自体は市がつくったものではございませんが、FMたまんで事実に反することを言ったということでございます。したがって、市民を結果的に欺いたことになるのではないかということでこの表現を使ったのではないかと思います。まだその訂正があったということも聞いておりません。 ◆17番(金城悟君) じゃあ、話ちょっと変えますけれども。このチラシからお聞きします。9月定例会で新垣安彦市議がFMたまんの放送内容を取りあげ、観光振興センター整備に反対している発言をしたところ、大田市議は白紙撤回と言ったが、反対とは言っていないということを言っていますけれども、どういう形で発言の取り消しをしなかったかお聞きします。当局についてお聞きします。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 このチラシに記載されているものについて、糸満市がコメントすることは差し控えたいと思います。 ◆17番(金城悟君) このチラシから副議長不信任案、糸満市議会可決ということも書かれています。これは新聞もタイムス、新報、本当にこれ載せるべきですけれども、本当に事実に反するということではないんですけれども、片一方の新聞を取り沙汰して載せているということ自体がちょっと疑問に思うんです。この白紙撤回をしないということ自体が問題になったわけですから、本当におかしいと思います。白紙撤回ですよね、反対とは言っていないんです。それについて本当に疑問ですよね、これは市政報告会…、市長報告会に来た市民の皆さんに配られたわけですよ。これは見てからおかしいと思います、本当にもう。どう思いますか。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたけれども、チラシの内容の記載について市としてはコメントいたしません。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時33分)(再開宣告午後1時50分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆10番(喜納正治君) 皆さんこんにちは。お昼を食べた後の一番眠い時間だと思いますが、少しだけ一般質問を行いたいと思いますのでよろしくお願いします。その一般質問の前に、所見を申し述べたいと思います。 さて、1年前に仲井眞知事と翁長さんとが選挙をして、翁長さんが新しい知事に就任いたしました。翁長さんの公約は沖縄に新しい基地はつくらせない。辺野古に基地はつくらせない。建白書を実現させるという意思で本日まで来ているわけであります。しかし、御承知のように、国は沖縄県の自己決定権を認めず、翁長知事の辺野古新基地埋立の撤回に対し、国はまた改めてそれを撤回して、シーソーゲームのようにやっております。そして裁判に持ち込んだわけでありますが、裁判してますます翁長知事を支援する人たちがふえているわけであります。御承知のように私たち沖縄県民は、琉球処分から始まり、太平洋戦争のかなめ石となり、多くの県民が犠牲になりました。それは基地を必要としないことを頑張ってやっていくという決意であります。そして今、まさしく県民の多くの人たちが、75%と言われる人たちが翁長知事の応援をしているという報告をされておりますし、また糸満市民の皆さんも自主的に糸満市の庁舎の前から辺野古に行くバスに、自分たちでお金を払ってバスの貸し切りをして、辺野古へ新基地建設の阻止に向かっているということを大変頼もしく思います。私も翁長県政を支える一人として、またこれからも頑張っていきたいと思います。一般質問に入ります。 一般質問の通告書を出した後に、市のほうから、この市職員の業務上横領についての説明がありましたが、出した後ですから、もう引っ込めることはできなくて、ある程度は皆さんから細かい報告も聞いておりますので、またここでも皆さんの取り扱い方をお聞きしていきたいと思います。では、一般質問に入ります。 件名1、市職員の業務上横領について。小項目1、税務課職員による、税金滞納者に対し預貯金を差し押さえて着服した金額は幾らか。また、その件数は何件でしょうか。お聞きします。 小項目2、差し押さえた預貯金額を滞納税に充当する前に、当事者が納税相談に来て生活に困窮していることがわかれば返還する場合もある。その金を着服したわけですから、困窮者を救うための制度を悪用したものであると思いますがどうでしょうか。 小項目3、市はこのことに対し、どのように考えているかお聞きしたい。1人の職員のせいで困窮者を救う制度をなくしてはならないと思いますがどうでしょうか。 小項目4、この職員の上司や管理者の監督責任はどうだろうか。また、市長の責任はどうかお聞きします。 以上。あとは自席から質問します。 ◎市長(上原裕常君) 御質問、件名1、市職員の業務上横領について。小項目4、上司や管理者の責任と市長の責任についてお答えをいたします。 上司や管理者の責任については、現在、市の職員分限懲戒審査委員会において審査中で、12月7日に審査会を開催し、関係する職員の事情聴取を終えており、次回の審査会において処分を決定する予定であります。 次に市長の責任については、今回の不祥事は市民の市政に対する信頼を大きく失墜させる行為で、市政の責任者としてまことに残念であり、責任を痛感しております。私の責任のとり方といたしましては、本議会に追加提案したとおり、副市長とともに平成28年1月分の給料を10分の1減給いたします。 それ以外の御質問につきましては、関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎総務部長(大城治君) 議員の御質問、件名1、市職員の業務上横領について。小項目1から3までについて順次お答えいたします。 小項目1、差し押さえて着服した金額と件数については、金額が316万654円、件数が33件と判明しております。 小項目2と小項目3については、関連しますのでまとめてお答えいたします。差し押さえた預貯金は、納税相談により返還する場合もあるという困窮者を救うための制度を悪用したものかについては、市民の利便性を考慮した制度を徴税吏員の立場を利用し悪用したものと思っております。また困窮者を救う制度をなくしてはならいと思うがどうかについては、これまで市民の利便性に配慮しつつ、滞納整理に努めてまいりました。しかし、今回のこの不祥事の大きな要因は、現金の取り扱いにあることも認識しなければなりません。現在、このような事件を二度と起こさないよう、適正な徴収方法を検討しているところでございます。 ◆10番(喜納正治君) 市は、早速の対応で、市長もみずから給与を25%も減給していくという、本当に強い気持ちでこれから見ると、このようなことがないような対策をとっていくだろうと思っています。そしてこの今の横領は、現金を取り扱っているのが1人だったからそういうことになったんだろうという話もありますが、それを2人制にしたときに、かえってまずい結果になる場合もあるんじゃないかなと。いわゆる1人でできていたものを2人で行わせるということは人件費の高騰でもありますし、もっともっと職員に対して、いろんな件でこのことに関して強く、現在いる職員に対しても、全職員に対して、もっともっと襟を正すような、職員を集めてそのことを言っているのかどうか。ただ、税務課だけのものだという考えはないのかというのをお聞きしたい。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時00分)(再開宣告午後2時01分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎総務部長(大城治君) 議員の再質問にお答えをいたします。 市民等への説明につきましては、平成27年11月8日に職員逮捕を受けまして、午後9時から役所のほうで緊急記者会見を行いまして、謝罪と説明を行ったところでございます。11月9日には、ホームページに市長の謝罪文と経過を掲載したところでございます。また11月10日と12月4日には議員の皆さんへ説明会を開催しております。そして12月8日の本会議において、追加議案の提案理由説明の際に、改めて議会と市民の皆さんに市長から謝罪を行ったところでございます。また事務方としましても、部課長会を開催しまして、市長のほうから状況の説明をしまして訓示を行ったところでございますし、また、職員向けの綱紀粛正についての文書を送ったということとあわせて、市全体の公金の取り扱い、現金取り扱いについて、それについても全部調査をしまして、問題のある部分については見直しができないかということで、今現在調査をして、その取り扱いについて、これからどういう形で検討していくか、今議論をしているところでございます。 ◆10番(喜納正治君) ぜひとも、これはただ1人の人が悪意と…、ちょっと使ってしまったということから始まったと思うんです。そしてまた、この糸満市には公金を、現金を持って行動する。国民健康保険課とかそういうところはどうなっているのか。徴収に行って現金でもらってくるのかというのもお聞きしたいと思いますが、これはどうなっていますか。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時04分)(再開宣告午後2時05分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎総務部長(大城治君) 議員の再質問にお答えをいたします。 差し押さえをして、現金で取り立てをするという仕組みについては、これについては金融機関の都合と、役所のほうで、先ほどから喜納議員がおっしゃっていますように、納税相談等があった場合に、即相談後、現金を返したり、それができるような形で、市民の利便性に配慮するということで実施をしているところなんですけれども、国民健康保険課のほうでも考え方としては同じ考え方でそのような取り扱いをしているということでございます。 ◆10番(喜納正治君) 実は、国民健康保険でも預金を差し押さえされて、あしたの生活費も本当に何もなくなっているという相談もあったものですから、やっぱりすぐ即座に返せる、生活困窮者には、救えるような方法をとっていただきたいと思います。 そしてこの税金滞納のことなんですが、これは固定資産税という税金だと聞いたんですが、固定資産税を払っている人でも、家を持っている人でも、ヤナヤーグヮーに住んでいたりして、生活が困窮している人は税金を払える力がなくなっている人もいるわけですから、ぜひともそういう弱者にも配慮した裕常市政の、温かい市政運営をやっていただきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。 ◆21番(西平賀雄君) 一般質問に入る前に、字句の訂正をお願いしたいと思います。通告書の件名1、小項目4の1行目になりますが、「観光施設」とあるのを「観光振興」に訂正をお願いしたいと思います。それからあと1点、件名2の小項目3、1行目の「糸満市特別市営住宅」を「糸満市営特別住宅」に訂正をお願いします。 それでは皆さんこんにちは。一般質問に入る前に、所見を申し述べさせていただきたいと思います。13日の金曜日、迷信ではありますが、不吉とされる日と言われております。2015年11月13日金曜日に、フランスのパリとサンドニで、銃撃戦と爆発が同時多発的に発生し、少なくとも130人の人が死亡いたしました。また、アメリカでも銃の乱射で14名が死亡しています。いずれもテロ事件とされております。亡くなられた方々へ心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。世界から全ての争いごとが1日も早く消え去ることを切に願うものであります。では、質問に移ります。 件名1、沖縄県平和祈念資料館について。ことしの話題となった言葉を選ぶユーキャン新語・流行語大賞が12月1日に発表され、「爆買い」と「トリプルスリー」が年間大賞に選ばれました。海外の観光客の爆買い人気もあって、沖縄の観光入域者も年間700万人の大台になり、沖縄の観光も順調な伸びを見せております。ところがせっかく訪れた観光地が休館日になっていたりして、多くの観光客や関係者から苦情が寄せられております。そこで次の点についてお伺いいたします。(1)平和祈念資料館の設立目的は何か。 (2)平成20年度以降の入館者数の推移。 (3)近隣市町の観光施設等の年末年始の開館状況はどうなっているか。 (4)観光振興の立場からは休館日の変更が必要だと思うが、管理者に要請する考えはないか伺います。 件名2、喜屋武地域への市営住宅の建設について。平成25年12月定例会で、市議会議員になって初めての一般質問を行った際に、糸満市全域の均衡ある発展を図るため、人口減少の著しい喜屋武地域へ県営団地の建設を県へ要請できないか質問いたしました。残念ながら、県は既存団地の改築を優先するとの回答でした。県営団地が不可能であれば、当然市が肩がわりする必要があります。そこで次の点について伺います。(1)喜屋武小学校1年生の平成元年以降5年ごとの児童数の推移を伺います。 (2)喜屋武地域に若者が定住できるようにするために市はどのような施策を考えているか。 (3)糸満市中央市場の改築で糸満市営特別住宅が廃止されると思うが、それにかえて喜屋武地域に新たに市営住宅を建設する考えはないか。 件名3、篤志家からの市への寄附の申し出について。本市字大里出身の篤志家から市へ寄附の申し出がなされてから数年が経過していますが、対応が非常におくれていると思いますので、次の点について伺います。(1)最初に文書で寄附の申し出があったのはいつか。 (2)市当局の事務処理が非常に遅いと思うが、その原因は何か。 (3)市の陳情書の事務処理規定は、受け付けから事務が完結するまでの流れはどのようになっているか。 (4)篤志家の出身地から市に対し、いろいろと要望があると思うがいつまでにどのように対応する考えか伺います。 件名4、平成27年度地方創生交付金の配分について。9月定例会の一般質問に引き続いて質問します。平成27年10月27日、内閣府は全国のモデルとなる先駆性を有する地方関連事業に取り組む自治体への交付金の配分額を発表しています。全国47都道府県と630の市町村の計677自治体に236億円の配分が決まったと聞いております。そこで次の点について伺います。(1)沖縄県は広域連携事業でどのような事業が採択され、交付金額は幾らか。 (2)県内では「単独の自治体で実施する通常事業」を採択された自治体があるか。また、交付金額は幾らか。 (3)本市は何件の事業を申請し、どの事業が採択され、交付金額は幾らか。 (4)今回発表された全国のモデルとなる先駆性を有した地方創生関連事業の中から本市が参考とすべき事業があるか。あれば、その事業名を伺います。 件名5、職員の不祥事について。そもそも今回の不祥事は起こるべくして起こった問題だと私は捉えています。平成6年度に1つの課で臨時職員を含めて30人ほどの職員がいた規模の大きな税務課に納税課を新設し、課を分け、適正な職員配置を図ってきた経緯があります。以来、20年近く何の問題もなく来た組織を、平成23年度に組織のスリム化と人減らしを目的に再びもとの巨大な課に戻したため、一課長で職員の管理が十分できない状態となり問題が起こったと私は思います。そこで次の点についてお伺いします。(1)税務課内での公印の取り扱い規定はどのようになっているか。 (2)職員の不祥事に対する市長の監督責任は非常に重いと思うがどのように責任をとるか伺います。 再質問は自席から行います。 ◎市長(上原裕常君) 御質問、件名5、職員の不祥事について。小項目2、市長はどのような監督責任をとるかについてお答えをいたします。 私の責任のとり方といたしましては、本議会に追加提案したとおり、副市長とともに平成28年1月分の給料を10分の1減給いたします。 それ以外の御質問につきましては、教育長並びに関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎教育長(上原武君) 議員御質問の件名2、小項目1、喜屋武小学校1年生の平成元年以降の5年ごとの児童数の推移についてお答えします。 まず、平成元年の児童数は27人、以後5年ごとに平成5年が18人、平成10年が14人、平成15年が14人、平成20年が13人、平成25年が14人となっております。 ◎企画開発部長阿波根庸伸君) 御質問、件名1、沖縄県平和祈念資料館について。小項目1、平和祈念資料館の設立目的は何かについてお答えします。 沖縄県平和祈念資料館設立理念によりますと、沖縄戦は日本における唯一の住民を巻き込んだ地上戦が行われ、文化遺産のほとんどを破壊し、二十数万人のとうとい命を奪い去りました。何よりの特徴は、軍人よりも一般住民の戦死者がはるかに上回っていることにあり、その数は十数万人に及び、ある者は砲弾で吹き飛ばされ、ある者は追い詰められてみずから命を絶たされ、沖縄県民は想像を絶する極限状態の中で戦争の不条理と残酷さを身をもって体験しております。戦争の犠牲に遭った多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次世代へ伝え、全世界の人々に私たちの心を訴え、もって恒久平和の樹立に寄与するため、ここに県民個々の戦争体験を結集して沖縄県平和祈念資料館を設立するとなっております。 次に小項目2、平成20年度以降の入館者数の推移をお答えします。平成20年度43万3,163名、平成21年度40万7,373名、平成22年度39万6,230名、平成23年度39万1,632名、平成24年度36万7,555名、平成25年度37万5,411名、平成26年度36万2,092名であります。 次に御質問、件名2、喜屋武地域への市営住宅の建設。小項目2、喜屋武地域への若者の定住施策についてお答えいたします。喜屋武地域における定住化を促進する上で就業の場の確保は重要との考えから、土地改良事業など、農業基盤の整備に取り組んでいます。また公共交通の不便地域であることから、地域観光交通いとちゃんminiのバス停を配置し、集落の95%以上をカバーするなど、交通弱者対策も行っています。さらに女性の社会進出を促進し、子育て世帯の安心を確保するため、本議会で提案中でありますが、喜屋武地区内幼保一体施設を認定こども園に移行する予定であります。人口増に向けた取り組みとして、喜屋武地区が那覇広域都市計画区域における市街化調整区域であるため、自己用住宅の開発許可に制限があったことから、県や県議会に要請活動を行い、規制緩和が実現しております。今後とも農村地域の魅力向上と定住化に向けた取り組みを推進してまいりたいと考えております。 次に御質問、件名4、平成27年度地方創生交付金の配分について。小項目1から4までについて順にお答えいたします。小項目1、沖縄県の広域連携事業の採択事業及び交付金額については、山口県を含む九州各県で取り組む九州・山口発ベンチャー支援プラットホームの構築事業、交付予定額は1,016万5,000円、また本県宮古島市や香川県小豆島町が取り組むICTを活用した介護サービスの産業化を通じたまちづくり事業、交付予定額6,300万円の2件があります。 小項目2、県内の先駆的事業分、単独の自治体で実施する通常事業の採択自治体及び交付金額については、沖縄県の離島観光・交流促進事業1,298万6,000円、石垣市のサンゴ保全活動における新たな観光事業の創出4,900万円、今帰仁村の大学生アンバサダーを活用した今帰仁村観光開発・移住促進事業4,854万2,000円、金武町の歴史・文化・自然を融合するICT観光地域づくり事業2,585万円、久米島町のコワーキングスペース整備によるICTを活用した移住・定住促進事業3,108万円があります。 小項目3、本市の事業申請数、採択事業及び交付金額については、先駆的事業分はありません。なお、本市の地方創生先行型の取り組みは4件あり、糸満市総合戦略策定事業で1,000万円、戦後70周年祈念関連事業で1,000万円、観光推進事業で2,627万6,000円、地域産業推進事業で1,500万円となっております。 小項目4、全国の参考とすべき事業及びその事業名については、本市は第4次市総合計画後期見直し作業を行っているところであり、内閣府地方創生推進室より示された先駆的事業も参考にしながら、次年度の地方創生関連エントリー事業を精査しているところであります。 ◎経済観光部長(上原司君) 御質問、件名1、沖縄県平和祈念資料館について。小項目3から4までについて順にお答えします。 小項目3、近隣市町の観光施設の年末年始の開館状況については、豊見城市の旧海軍司令壕施設及び南城市のおきなわワールド、斎場御嶽は年末年始開館しておりますが、南風原町の沖縄陸軍病院南風原壕郡20号は休館となっております。 小項目4、休館日の変更を管理者へ要請する考えはないかについては、同資料館へ年末年始の開館について問い合わせたところ、費用対効果の観点から検討していないとのことでした。市としては要請ではなく、利用者からの要望がある旨をお伝えしたいと考えております。 ◎建設部長(金城寛君) 御質問、件名2、喜屋武地域への市営住宅の建設について。小項目3、糸満市中央市場の改築で糸満市営特別住宅の廃止にかえて、喜屋武地域に新たに市営住宅を建設する考えについてお答えをいたします。 糸満市営特別住宅は、公営住宅法に基づく市営住宅と元来、目的が違うことから関連がなく、廃止にかえて、今回の市営住宅建設事業へ移行することはできません。公営住宅法に基づく市営住宅の供給につきましては、同法の中でその区域内の住宅事情に留意し、低額所得者の住宅不足を緩和するため、必要があると認めるときと規定をされております。現在、本市の今後10年間の住宅施策の指針となる糸満市住生活基本計画策定業務に着手しており、喜屋武地域を含む農村部の住宅施策に係る市営住宅についても検討してまいります。 御質問、件名3、篤志家からの市への寄附の申し出について。小項目4、篤志家から市に対する要望にいつまで、どのように対応するかについてお答えいたします。平成27年7月に大里自治会より、公園整備計画及び管理計画が提出され、当該土地に大里自治会が公園整備を行い、管理する内容であります。篤志家は当該土地を市への寄附を要望しており、平成27年9月に篤志家、大里自治会、糸満市の3者で覚書を締結しております。その内容は、大里自治会で平成27年から5カ年計画で公園整備を行い、公園整備完了後に市へ無償譲渡するとのことであります。 ◎総務部長(大城治君) 議員の御質問、件名3、篤志家からの市への寄附の申し出について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、最初に文書で申し出があったのはいつかについては、平成24年10月12日に寄附についてメールがありました。その後、平成26年1月22日に寄附申込書にて申し出がありました。 小項目2、市当局の事務処理が非常に遅いと思うが、その原因については。篤志家の要望と市の受け入れ条件が合致しなかったため調整に時間を要したためであります。 次に件名5、職員の不祥事について。小項目1についてお答えいたします。小項目1、税務課内での公印の取り扱い規定はどのようになっているのか伺うについては、糸満市公印規程において運用されております。その中で税務課において使用する公印は、沖縄県糸満市長の印税務課専用、糸満市税務課長の印、糸満市税務課出納員領収印があり、税務課長が管守者となっております。 ◎市民健康部長(野原哲君) 御質問、件名3、篤志家からの市への寄附の申し出について。小項目3、陳情書の受け付けから事務が完結するまでの流れについてお答えをいたします。 初めに、陳情者からの陳情等、請願、要望、決議、その他につきましては、市民生活環境課で受理をし、陳情の内容から担当部署を確認後、陳情書処理指示票を作成して担当部署へ送付いたします。陳情書処理指示票を受けた担当部署は、その回答案を作成して市長決裁を受けた後、その回答を市民生活環境課へ送付します。これら一連の手続を経た後に市民生活環境課から陳情者に対し、正式に回答を行います。以上が陳情処理事務の一連の流れとなっております。 ◆21番(西平賀雄君) それでは自席から、順次再質問をしていきたいと思います。 件名1の沖縄県平和祈念資料館について、先ほど御答弁がありましたけれども、答弁にもありましたとおり、この入館者というのは毎年どんどん減っていっているわけですね。それで、たしか新聞で個々の入館者が減っているということで、この資料館自体も憂慮しているということの記事があったと思いますけれども、それと先ほど休館日、いわゆる年末年始の休館日の変更について、これについては費用対効果を考えて検討するということの御答弁ですけれども、それでよろしいですか。もう一度お答えいただきたいと思います。 ◎経済観光部長(上原司君) 再質問にお答えします。 同資料館へ問い合わせたところ、費用対効果の観点からということでございました。 ◆21番(西平賀雄君) 今、部長から先方は費用対効果でもって考えるという御答弁があったわけなんですけれども、私が最初に申し上げたように、なぜこれを取り上げたかといいますと、やはり沖縄県もそうなんですけれども、糸満市は観光振興をやっていこうという考えがあるわけなんです。総合計画にもそれはうたわれております。そういうことでこういう入館者が減ってくるということに対しては、市当局は観光振興の立場からもっと真剣に考えるべきではないかと思います。なぜ私がこれを聞いたかといいますと、官公庁もそうなんですけれども、この観光関係の事業者の方から、そこに行くんだけれども、年末年始休館になっていて入れなかったという苦情なんです。他府県からの方でしたけれども、そういうふうな苦情があるわけですので、できるだけ先方とよく話し合って、市は観光振興、あるいは県も観光振興の立場からはできるだけ多くの観光客を呼び込んで、地域の振興に充てていかないといけないわけですので、平和祈念資料館の件についても、目的を先ほど述べられていましたけれども、それもしかりでありますけれども、やはり観光振興をするのであれば、市はもっと積極的になって先方と話し合ってみて、できることであれば規定を変えていただくということをやっていただきたいと思います。ほかの近隣の市町村の主な観光地の状況を見ますと、年末年始は大体開いているわけです。それからしても、糸満市はもっと先方に強く申し出て、検討をやってもらうということをお願いすべきだと思いますけれども、それについてその考えはありますか。もう一度御答弁お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時38分)(再開宣告午後2時39分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎経済観光部長(上原司君) 再質問にお答えします。 糸満市のほうからも観光振興につながることであるから、もっと前向きに要請できないかという御質問だと思いますが、今現在、糸満市のほうで平和観光という格好で平和の光関係を冬場やっております。それでその中に、平和の光の柱という事業もやってございます。その中で、平和観光についての振興を図っているところでございますが、先ほど議員がおっしゃったとおり、冬場の、年末年始の休暇についても、同資料館及び県のほうに利用の要請ができないか検討してまいりたいと思います。 ◆21番(西平賀雄君) 部長、ぜひそうしていただきたいと思います。糸満市は、総合計画の中で南部広域観光の受け入れということもうたっております。これは近隣の市町村とも連携を図って、観光振興を図らないといけないということだと思いますけれども、ほかの市町村が年末年始に開けておきながら、糸満はやらないということは、南部広域の観光振興と相反するという形になると思いますので、ぜひ他市町村とも連携を図っていただきたいと思います。それでは次に移ります。 件名2の喜屋武地域の市営住宅の件についてですけれども、先ほど御答弁がありましたとおり、平成元年からの喜屋武小学校の1年生の生徒数はずっと落ちてきておりまして、平成元年が27名だったのが、平成25年度で14名ですか。そこまで落ちてきております。一時はもっと、7名ほどまで落ちたときもあったと記憶しておりますけれども、それぐらい喜屋武の人口がどんどん減っているということです。ということは、当然にして子供の数も減ってきているということですので、喜屋武の振興のためによく考えていただきたいと思っております。先ほど建設部長のほうから住宅計画ですか、それを検討していて、喜屋武地区についても検討の中に入っているというお話でございましたけれども、これは間違いないかもう一度、お答えお願いしたいと思います。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 糸満市住生活基本計画策定業務でございまして、その策定業務において喜屋武地区を含む、農村部の住宅施策に係る市営住宅についても検討してまいりますということを訴えております。 ◆21番(西平賀雄君) 私は、先ほど今回、議員になって初めての質問の中で、市域全体の均衡ある発展を図るべきだということを申し上げてきました。今、なぜこれを強く言うかといいますと、喜屋武の人口というのもどんどん減る一方で、陸の孤島にもなりかねない状況であります。そういうことでこれを取り上げているわけでありますけれども、市域の均衡ある発展をするためには、やはり農村部も積極的に市は考えていただきたいと思っております。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時44分)(再開宣告午後2時44分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆21番(西平賀雄君) 糸満市の総合計画の中では、第4次総合計画もことしで半分まで来ているわけですけれども、農村部の公営住宅整備については、若者が定住できる計画の検討に入るということをうたっているわけなんです。ですから第4次総合計画に残されたのは、もうあと5年しかないわけですので、できるだけ早目にこれを入れていただきたいと、そのように考えております。この第4次総合計画の中では、既存住宅の改築を優先的に進めるとなっておりますけれども、その中には市営住宅の建設が全くうたわれていないわけなんです。そういう中で、今回、糸満南小学校跡に稲嶺原市営住宅をつくっていくわけなんですけれども、この事業というのは実施計画のどこに入っているかお答えいただきたいと思います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時45分)(再開宣告午後2時49分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 実施計画書の中に、第5章第3節、良好な住環境の形成の中で、(2)の市営住宅の建てかえの中に市営住宅建設事業というのが入っております。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時50分)(再開宣告午後2時50分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆21番(西平賀雄君) それでは建設部長に再度質問いたしますけれども、今部長が述べられた部分に、この稲嶺原市営住宅も入っていると理解してよろしいでしょうか。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時50分)(再開宣告午後2時51分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 先ほど申し上げました実施計画の中の市営住宅建設事業ですけれども、老朽化が著しい第一市営住宅、真謝原市営住宅、浜川原市営住宅及び親田原市営住宅の4団地の建てかえ事業があるわけでございます。そこでそれらを建てかえするに当たって、やはりそこに住んでいる方々の仮住居が必要となりますので、その仮住居を兼ねた市営住宅ということで、稲嶺原市営住宅の建設事業を今進めているところでございます。 ◆21番(西平賀雄君) 稲嶺原市営住宅については、仮住宅という考え方で建てているということをおっしゃっておりますけれども、そういうことで間違いないですか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 老朽化が著しい4団地の改築計画を進めるに当たって、それらの入居者を一時的に仮住まいということでありますけれども、最終的には、糸満南小学校跡地の稲嶺原市営住宅については、ほかの市営住宅と何ら変わらない、本設の市営住宅となるわけでございます。 ◆21番(西平賀雄君) 最終的には他の市営住宅と同じようなことになるということを今答弁されていますけれども、それからしますと、市域全体の均衡ある発展のためには、やはり総合計画の中できちんと、この10年間の計画の中で、こういう市営住宅をつくっていくということをきちんと入れておかないと、これと整合しない形になってはいないでしょうか。答弁お願いします。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時54分)(再開宣告午後2時55分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えをいたします。 第4次糸満市総合計画の中で(3)②の市営住宅の建てかえと、この総合計画でありますけれども、その黒丸の2番目ですけれども、「農村部の公営住宅整備については、既存の公営住宅の改築を優先させながら、若者が定住できる計画の検討をはかります。」というようなことを、この総合計画の中で載せておりますので、そのように今進めているというところでございます。 ◆21番(西平賀雄君) とにかく都市部と農村部に非常に格差があるということを私は指摘しておきたいと思います。ですから農村部にいかに人を定住させるかと考えた場合に、公営住宅が必要だと思いますので、ぜひ総合計画の中で、次の第5次総合計画でもいいですし、あるいは本当は後期の基本計画の中に、ぜひ喜屋武地域に市営住宅をつくっていくということを入れていただきたいということを要望しておきたいと思います。それでは次に移ります。 件名3の篤志家からの寄附についてなんですけれども、これについては非常に事務がおくれていたように感じますけれども、ようやく3者の覚書が交わされたということで安堵いたしますけれども、ただ、地域がこの土地を整備して、後で市のほうに無償で提供するという答弁だったように思いますけれども、それは間違いないですか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 それで間違いございません。 ◆21番(西平賀雄君) 地域が整備して、市にあげるということを過去に聞いた覚えがないんですけれども、本当に何かの補助事業がなかったんですか、この整備をするに当たって。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 当時、寄附の申し出があったときに、せっかく篤志家からそういったお話でありますので、市のほうでもこういった補助事業がないかどうかを検討いたしましたけれども、該当する補助事業はなかったということでございます。 ◆21番(西平賀雄君) 補助事業を調べたけれども、全くなかったという御答弁でしたけれども、この大里というところは、与座岳の周辺区域なんです。防衛省予算はなかったんでしょうか。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時00分)(再開宣告午後3時00分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 当初のお話でありますけれども、公園担当部署として、そこの土地を公園で整備することはできないかというようなことではございましたので、その当時、公園事業で整備することはできませんということを申し上げたわけでございます。 ◆21番(西平賀雄君) この篤志家からいただいた土地については、最初の要請から四、五年が経過しているわけなんですけれども、恐らく行政内部で、もう本当にたらい回しにされたんじゃないかなという感を受けます。建設部が公園事業でできないんであれば、やはりこの陳情要請を預かる部署というのは市民生活環境課だと思いますので、こういう長引いている場合は、要請から1カ月以内でこれは回答するようになっているはずなんです。それが長引いているのであれば、どこに問題があるのかを担当部署で調整をしておけば、そういうことはなかったかと思います。ほかの事業が出ていたと思いますけれども、それをやっていないがためにこういうような形になっておりますので、もう一度、市はこの篤志家の御希望もかなえる意味で、もっと積極的に補助事業等を調べて、地域に持たせるのではなくて、行政がやっていくということをぜひやっていただきたいというふうに要望します。それでは次に移ります。 最後に、件名5の不祥事の問題についてなんですけれども、公印の管理については、課長が管理しているということをおっしゃっていましたけれども、実質、課長が管理しているのかどうか、再度お答えお願いします。 ◎総務部長(大城治君) 再質問にお答えをいたします。 糸満市の公印管理規程において、それぞれの課長が公印の管守者となっております。 ◆21番(西平賀雄君) 部長ありがとうございます。規程の上ではそういうふうになっていると思いますけれども、この公印の管守者は、実質的には日々の管理はどなたがやっていたんですか。 ◎総務部長(大城治君) 再質問にお答えいたします。 当然、日々の管理も管守者が行うんですけれども、税務課においては、窓口である証明書を頻繁に発行するのに使う市長印ということで、その証明発行に使いやすいようにということで、日中においては窓口の近くで印鑑を置いて、職員のほうで管理をしているような形をとっておりました。 ◆21番(西平賀雄君) 日中使うということで、よく使いやすいところに置いているということなんですけれども、実際にこれを管理するのは、どこかの係長が管理しているのではないですか。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時06分)(再開宣告午後3時06分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◎総務部長(大城治君) 再質問にお答えいたします。 職員全体で使いやすいようにということで、特に係長が管理をしているということではないということでございます。 ◆21番(西平賀雄君) 糸満市の行政組織規則の中で、第3条のほうに、事務分掌というのがあります。これは部長、御存じですか。 ◎総務部長(大城治君) 再質問にお答えします。 存じております。 ◆21番(西平賀雄君) それからしますと、職員それぞれについて、その主管の課長は職員の事務分担を決めて、これを総務部長に報告するようになっているんです。これをきちんと今回なされていたかどうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時07分)(再開宣告午後3時20分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。
    ◎総務部長(大城治君) 再質問にお答えいたします。 公印の管理に関しましては、税務課に関しては、各課の事務分掌の中であらわされてなくて、公印規程におきまして管守者が公印取扱主任者というものを置くことができるようになっております。税務課においては、12月まで、その取扱主任者を置いていなかったということでございます。 ◆21番(西平賀雄君) この規程どおり、担当を置いていなかったというのが今回の大きな原因だと私は思います。とにかく行政の中で規則等をきちんと見て、それに照らし合わせるような形で事務を進めていただきたいと。公印管理を非常にずさんにやっていたと私は感じられるわけですけれども、ぜひこれからでも気をつけていただきたいと思っております。今回の不祥事を反省して、市長以下、全職員襟を正して市民のために頑張っていただきたいと思います。 以上で質問を終わります。 ◆20番(砂川金次郎君) 皆さんこんにちは。質問を始める前に、申しわけございません。字句の訂正をお願いいたします。件名4の小項目1、社会実験実施の成果が発表されました。予定どおり次年度からの本格実施でしょうかというふうに訂正をお願いします。「来年7月」とあったものを「次年度からの」と訂正をお願いいたします。それでは一般質問通告書に基づいて、順次質問を行います。 件名1、糸満市文化芸術振興について伺います。平成13年12月7日に、文化芸術振興基本法が施行されました。この文化芸術振興基本法は、文化芸術を振興するために、政府に対し、基本方針の作成や財政支援を義務づけ、国を挙げて文化芸術の振興に取り組むことを明確にした法律であります。この文化芸術振興基本法の施行以来、この法律の趣旨に沿った糸満市文化芸術振興条例の制定を求めてまいりました。あれから14年、本市の諸般の状況にもまれながら、難産の末、糸満市文化芸術振興指針ができ上がりました。感無量であります。そこで以下の件について御答弁を求めます。小項目1、糸満市文化芸術振興指針とはどのようなものですか。 小項目2、指針の基本理念は何ですか。 小項目3、指針の施策の方向性を明確に示してください。 件名2、子どもの貧困対策の推進に関する法律について。子どもの貧困対策の推進に関する法律が、平成25年6月に成立して2カ年6カ月が経過いたしました。去る9月定例会の一般質問において、生活困窮世帯の子供の学習支援の積極的な取り組みにより、今や大きな社会問題になっている親から子への貧困の連鎖を断ち切ることができると訴えました。上原裕常市長の御答弁でも、「子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることがないよう、貧困の状況にある子供が健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るために総合的に推進することを目的に施行されております。子供の貧困対策は、国及び地方公共団体の関係機関、相互の密接な連携のもとに、関連分野における総合的な取り組みとして行わなければならない」と同法の目的について答弁しております。9月定例会の質問の趣旨が、保護者の経済格差が子供の教育、進学にも影響を及ぼす貧困の連鎖が教育格差に直結していることを指摘し、これに対する糸満市の対応を求めたところ、本市においては、平成24年度より被生活保護の子供への就学支援を行っており、平成27年度からは生活困窮者自立支援法に基づく学習支援事業として、これまでの生活保護世帯の子供から生活困窮世帯の子供まで対象を拡大して、無料塾「いまなび」を開設しているとの答弁であり、高く評価をするものであります。つまり、親から子への貧困の連鎖を断ち切る第一歩は、教育の格差に尽きることを強く訴えたいと思います。ところが子どもの貧困対策の推進に関する法律はかなり広範のため、9月定例会では教育格差の是正を中心に行いましたが、今回は以下の点について答弁を求めます。小項目1、この法律の目的に沿った取り組み状況はどうなっていますか。 小項目2、全市町村長による「子どもの貧困に関する意見交換会」において、先進的な事例はありましたか。御答弁を求めます。 件名3、母子生活支援施設について。平成26年3月定例会で母子生活支援施設建設のための土地確保の支援願い(要請)が議長宛てに提出され、市議会としては、同年12月定例会において、市長において善処されたしとの意見を付して採択されています。要請の内容は、同施設は児童福祉法第38条の規定に基づき運営され、子供子育て支援をしながら母子の生活と自立を支援する施設であること。県内には、那覇市、浦添市、沖縄市の3施設しかないこと。糸満市においては、若年出産や母子家庭が多く、母子支援を必要としている方々が多く存在するのですが、その受け皿がなく途方に暮れていることなどが切々と訴えられております。願者は、個人的にも行き場のない母子の支援を行っていますが、支援にも限界があり、特に最近、相談の増加、生活全般の支援を必要とする要支援者の増加に鑑み、糸満市にその受け皿は必要不可欠と訴えています。そこで財源やもろもろの情勢から難題であることは承知していますが、あえて裕常市長に以下の件で御答弁を求めます。小項目1、母子生活支援施設建設のための土地確保の支援願い(要請)に対し、本市議会は市長において善処されたしとの意見を付して採択しています。採択後どのように対処していますか。 小項目2、同施設の必要性をどのように認識していますか。 件名4、糸満ロータリー新交通方式について。去る12月6日の新聞報道によりますと、「交通渋滞が緩和 効果は期待以上」と大きな見出しが目に飛び込みました。糸満ロータリーラウンドアバウト社会実験の導入前と導入後の交通状況を調査した結果、渋滞の時間帯で車両の滞留の長さが導入前は100メートルあったが、導入後は20メートルに短縮されたとの報道でした。また、課題も報告されています。指摘された課題解決のための改良は容易なことだと認識しています。そこで以下の件について答弁を求めます。小項目1、社会実験実施の成果が発表されました。予定どおり次年度からの本格実施でしょうか。 小項目2、糸満市の新しいシンボル誕生であり、周辺の環境美化に特段の配慮が求められますが、そのお考えはありませんか。 以上、壇上での質問を終わり、あとは自席より再質問いたします。 ◎市長(上原裕常君) 件名4、糸満ロータリー新交通方式について。小項目2、周辺環境美化への配慮についてお答えをいたします。 本市の風景づくり計画において、糸満ロータリーを含め、道路拡幅により大幅な景観の更新が予想される国道331号沿道を景観形成重点地区、その地区内の国道331号と県道糸満与那原線を景観法に基づく、景観重要公共施設に指定して、官民一体となって風景づくりに取り組んでいるところであります。沖縄県が糸満ロータリーラウンドアバウトで本格整備する場合、電線類の地中化や景観に配慮した整備、また市は、糸満ロータリー北側の道路残地を買い上げ、山巓毛と門中墓とロータリーの一体化を目指し、整備を行う計画であります。 それ以外の御質問につきましては、教育長並びに関係部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎教育長(上原武君) 御質問、件名1、糸満市文化芸術振興について。小項目1から3まで順次お答えします。 小項目1は、糸満市文化芸術振興指針とは、地域の伝統文化の継承及び市民文化の創造発展を図ることを目的に施策を展開する基本方針の内容を示したもので、去る9月の定例教育委員会議に諮り、糸満市文化芸術振興指針を定めました。 小項目2、指針の基本理念については、市民一人一人が主役となり、地域に根差した伝統文化の継承発展に努めるとともに、新たな文化芸術の創造を育む自主的な活動を支援し、人や文化のつながるまちづくりを目指すことを基本理念としております。 小項目3、指針の施策の方向性については、まず1つ、伝統芸能、文化の後継者育成。2つ目に、伝統芸能、文化に係る交流の推進。3つ目に、芸術文化、生活文化の振興。4つ目に、文化財の保存・活用。5つ目に、児童生徒が文化芸術活動を行う機会の提供。6つ目に、市内外の多くの人々が文化芸術に参加する機会の充実。7つ目に、文化芸術に関する情報の提供。8つ目に、著作権及びこれに隣接する権利についての普及啓発。以上の8つを示しております。 ◎福祉部長(真栄里美保君) 御質問、件名2、子どもの貧困対策の推進に関する法律についての小項目1、2について、順にお答えいたします。 小項目1、法律の目的に沿った取り組み状況についてですが、同法律ではその基本理念として、「子どもの貧困対策は、子ども等に対する教育の支援、生活の支援、就労の支援、経済的支援等の施策を、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのない社会を実現することを旨として講ずることにより、推進されなければならない」と規定しています。本市においては、教育の支援として、要保護、準要保護児童生徒への就学援助、人材育成事業による給付型奨学金を含む奨学金制度、スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの配置による学習環境の支援、学習等支援事業無料学習塾いまなびなどの取り組みを行っております。生活の支援としては、くらしのサポートセンターきづきによる自立相談支援、住居確保給付金の支給、子供の学習支援等、各種サービスへの接続、児童館利用、子育て応援NPO支援事業、こんにちは赤ちゃん事業による養育支援、ファミリーサポートセンターによる無料利用サービス等の取り組みを行っております。就労の支援としましては、ひとり親家庭自立支援教育訓練及び高等職業訓練促進給付等の取り組みを行っております。経済的支援としましては、保育料の軽減、こども医療費助成、ひとり親医療費助成事業、児童扶養手当支給、ひとり親家庭への認可外保育施設利用料助成等の取り組みを行っています。 小項目2、子どもの貧困に関する意見交換会における先進的な事例といたしましては、那覇市や与那原町の生活困窮世帯の子供の学習支援事業、浦添市の児童センターを活用した、てぃーだこども食堂、名護市の名桜大学学生ボランティア活用による学習支援教室ぴゅあ、与那原町の母子家庭生活支援モデル事業ゆいはぁと、南風原町の学童クラブ保育料補助事業が報告されておりました。 続きまして、御質問、件名3、母子生活支援施設についての小項目1、2について順にお答えいたします。小項目1、母子生活支援施設建設のための土地確保の支援願い(要請)における市議会採択後の対応についてですが、本年5月29日に要請者とお会いしまして相談を伺いました。市としては、当該施設の整備を計画するに当たっては、ニーズ量に応じた施設規模や福祉事務所間の広域対応を含め、先進地調査による諸課題を整理した上で適切な施策を選択する必要があるため、ひとり親家庭自立促進計画を策定する際に財政状況を勘案して検討してまいりたいと説明申し上げたところでございます。 小項目2、母子生活支援施設の必要性に関する認識につきましては、件名2の子供の貧困対策とも関連しますが、本市は、母子家庭の出現率が県平均よりは低いものの、全国の2倍と高いことから、児童福祉法第23条による母子保護の実施の原則となる母子生活支援の必要性はあるものと認識しております。以上です。 ◎建設部長(金城寛君) 御質問、件名4、糸満ロータリー新交通方式について。小項目1についてお答えいたします。 小項目1、社会実験実施の成果が発表され、次年度からの本格実施についてお答えをいたします。去る10月3日にラウンドアバウトへの交通の切りかえが行われ、実験スタートから約2カ月経過しています。第3回社会実験協議会で実験の状況報告や交通量調査等の効果検証の中間報告が行われております。その中で交通量の多い国道331号におけるピーク時の渋滞の長さが改良前の最長170メートルから、改良後は60メートルと4割弱まで渋滞が緩和されたことや、交通事故については物損事故1件の報告等がありました。今後、市民アンケート調査を実施し、効果の検証や交通ルールの周知、環道内のスピード抑制等の課題の改善点の整理を行い、実験期間中の来年3月に開催予定の同協議会で社会実験の分析、効果検証を行い、次年度以降のラウンドアバウトでの本格整備の方針を決定する予定であります。 ◆20番(砂川金次郎君) それでは自席より再質問をさせていただきます。 まず件名1、糸満市文化芸術の振興について。小項目1、糸満文化芸術振興指針とはどのようなものかについて御答弁をいただきました。壇上でも申し上げましたが、この指針の誕生に非常に感無量でございます。ぜひ指針、そしてその基本理念、方向性についてしっかり取り組みをお願いしたいと思いますが、この指針について、第4次糸満市総合計画の期間に従い、平成32年までの対象期間としますとあるんですが、対象期間終了後はどのような対応になりますでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(神谷良昌君) 今の状態では、糸満市文化芸術振興指針という形で、平成32年までは文化事業を進めていきますけれども、その後、具体的に文化事業の拠点等ができましたら、さらに具体的な形で条例化するということも検討していくものです。 ◆20番(砂川金次郎君) ただいまの御答弁を聞きまして、非常にますます安心をしました。実は条例じゃなくて、指針にこだわったわけではないでしょうが、指針で落ち着いたということで確認したい事項があったんです。指針と条例と、どういう違いが出るのかなと。内容はほぼ一緒じゃないのかなと思いはしましたが、今の御答弁ではその総合計画の対象期間が過ぎますと、さらにその時点では恐らく大きな糸満市文化・平和・観光振興センターの完成も間近にすると思います。そういった環境が整えば、今度は条例を制定して、それに沿った、思い切った取り組みができるのだと私は思うのですが、いかがですか。 ◎教育委員会総務部長(神谷良昌君) 議員の再質問にお答えいたします。 そのとおりでございます。 ◆20番(砂川金次郎君) 個人的には指針となっただけで、実際は中身、基本方針、あるいは理念、そして施行の実施等についても変わらないものと確信をいたしました。 それで今度は小項目2の基本理念について答弁をいただきました。やはり糸満市のまちづくりの中で、人や文化のつながるまちづくりという基本理念をしていますので、それに沿ってこの文化芸術振興指針も取り組んでいくということでございますね、地域に根差した伝統文化の継承発展に努めるとともに、新たな文化芸術の創造を育む自主的な活動を支援し、「人や文化のつながるまち」づくりを基本理念とするというふうに指針がちゃんとうたわれておりますので、その理念に沿ってしっかりと取り組みをお願いしたいと思います。 小項目3の施策の方向性なんですが、具体的に1から8まで出ておりますけれども、その中でも実際にこれまで取り組んで、私の印象にあるものは、例えば指針の方向性の中の5番、「学校の内外において、次代を担う青少年が優れた文化芸術に触れ、多様な文化芸術活動を行う機会の提供に努めます」と。これまでやっていることですが、先ほどのような糸満市文化・平和・観光振興センターなどの完成によって、このほうでしっかりともっと力が入ってくるものと。これまで以上にその方向の取り組みが充実してくるものと期待をするわけですが、いかがでしょうか。 ◎教育委員会総務部長(神谷良昌君) 議員の再質問にお答えします。 児童生徒が文化芸術活動を行った事例を紹介しながら説明いたします。まず、教育委員会のほうで平成24年度、25年度、文化庁からの事業を受けて、子供たちだけで地方、舞方、立方を演じる組踊、糸満市子供組踊隊を組織し練習を重ね、ことしの2月に農村環境改善センターにおいて実演しました。その後も、より完成した形で市民に披露できるよう、子供組踊隊は、ボランティアによる先生方の指導が続けられています。また市内舞踊家など、プロで組織された南山組踊保存会が昨年組織され、本団体においても定期的に練習を行っていると聞いています。両団体とも(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センター完成後は、そのセンターを拠点として活動を続けていきたいとのことであります。 ◆20番(砂川金次郎君) ただいまの御答弁で、やはり糸満市文化・平和・観光振興センターの完成が待ち望まれていると、既にそういうのを感じました。市長、しっかりと取り組みをよろしくお願いしたいと思います。それでは件名2に移ります。 件名2、子どもの貧困対策の推進に関する法律について。この法律の目的に沿った取り組みはどうなっていますかについては御答弁をいただきました。壇上でも申し上げました、貧困対策について、余りにも門口が広過ぎるものですから、一般質問通告書も苦労して、どのように絞ろうかと思ったんですが、糸満市が取り組んでいる、小項目2の子どもの貧困に関する意見交換会の中で、先進事例というふうにして小項目2に紹介がされましたけれども、先進というよりも、糸満市も十分取り組んでいることじゃないのという感を受けました。その先進事例の中で真新しいのは、浦添市が取り組んでいるてぃーだこども食堂が、本市にとっては真新しいのかなと思いますが、こういったものを導入、本市においても取り組むことは、私は他の事業は他市町村より、逆に先進的なのは糸満市のほうがあるのかなという感もするわけですが、この事業は、私初めて聞くものですから、逆にそういった先進事例に関する取り組みをぜひしてほしいと思いますが、やりますという答弁をお願いします。 ◎福祉部長(真栄里美保君) 議員の再質問にお答えいたします。 今、お話がありました浦添市のてぃーだこども食堂というものなんですけれども、こちらのほうはPTA活動と児童センターを中心に食べるということに関しての居場所づくりをやっていこうということですけれども、この件に関しましては、平成24年から無料塾をやっておりますけれども、その無料塾のときにも食べていない子供たちがいるということで、居場所づくりということで必要じゃないかと感じているところでありまして、こちらのほうも児童センターとか児童館を中心にできることではあるかもしれませんけれども、今のところ初めて今度の会議の中で目にしたものですから、これについてできるかどうか、これから調査をしていきたいと思っております。 ◆20番(砂川金次郎君) この事業を実施するための環境、あるいは食材等の準備、そういった予算関係ができれば、すぐにでもできそうな感じがしますけれども、次年度予算確保をよろしくお願いしたいと思います。 先進事例の件についてとありましたが、やはり貧困対策については、教育を中心に見ていかなければいけないなという思いがしましたので、まず9月定例会の答弁等からして、ぜひ訴えたいことでありますが、9月定例会の一般質問で無料塾の定員が30名に対し、12名が待機しているとの答弁でありました。30名規模では窮屈過ぎることが明確であります。次年度より希望者全員が受講できるよう、市長選の公約に掲げるよう強く求めますが、いかがでしょうか。 ◎市長(上原裕常君) 議員の再質問の趣旨は、公約の中にそういった内容を織り込むかどうかと言う趣旨だろうと思いますけれども、公約については、今関係者といろんな形で御相談をさせていただいているところでございます。今そういった御提言がございますので、それについても一応検討させていただきたいと思います。 ◆20番(砂川金次郎君) 市長選と絡めないようにしたいと思いましたが、つい出てしまいましたが、この無料塾は既に継続中の事業でありますので、継続中の事業を私としては定員や地域性、1カ所ですね、今は。ですから教育格差の問題から考えますと、地域性で、糸満市から考えれば農村地域と字糸満地域と西崎地域というぐらい、受講者が無料塾に通いやすいような環境づくりも非常に重要と思いますので、そういった対応を、取り組みをぜひお願いしたい。答弁苦しいかもしれません。お願いをして終わります。答弁できますか。 ◎福祉部長(真栄里美保君) 再質問にお答えいたします。 今現在、無料塾のほうは、法人に委託してやっておりますけれども、現在30名ということで、1カ所分の予算しかないんですけれども、今後、名護市でやっているボランティアとか、そういったものができないかどうか。そうすればもっと広げられるのではないかと。それから場所がもっとあるのかどうか。個人の事務所を借りて、そこでやっておりますので、そこの費用も出ますので、そういうことは公共施設なり、できるのかどうかも検討しながらふやしていきたいと、地域と、それから量を拡充できるかどうか検討していきたいと考えております。あと30名の中には遠いところもおりますけれども、車で無料送迎しているということであります。糸満のほうにあるんですけれども、三和とか、そういったところからも通っているという状況です。以上です。 ◆20番(砂川金次郎君) ありがとうございます。ぜひ定員、あるいは地域性を考慮した取り組みを強くお願いするわけでございますが、ここまで私がこだわる理由は、無料塾の拡充が子供の貧困による教育の格差是正に非常に有効な手段であると思うからであります。実は12月4日付の新聞報道が衝撃的でありました。日本財団は、貧困家庭の子供を支援しないで格差を放置すると、現在15歳の子供の一学年だけでも、社会がこうむる経済的損失が2兆9億円に達するとの推計を公表しております。推計は、貧困対策を必要としている対象を生活保護受給世帯と、ひとり親家庭、児童養護施設にいる約18万人としています。さらに政府には、約1兆1,000億円の財政負担が生じるとし、その根拠についても報道は詳しく解説をいたしております。この報道に関する市長の感想はいかがでしょうか。 ◎市長(上原裕常君) 再質問にお答えをいたします。 今、沖縄県の子供の貧困の状況ということで、沖縄県のほうが取りまとめた資料がございます。その中において、沖縄県の子供の貧困率、あるいは子供がいる現役世帯のうちの大人が1人の世帯の貧困率、そういったものが毎年度ごとに上がってきているという状況下にあります。そういった意味では非常に貧困の対策というのは、早々に対応策を講じないといけないと考えております。したがって、今回、国のほうからもいろんな施策を展開するということを聞いております。したがいまして、我々としてもそういった対策をしっかり講じながら、そういう将来的な負担を減らすということが一番重要であろうと考えております。 ○議長(徳元敏之君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時01分)(再開宣告午後4時02分) ○議長(徳元敏之君) 再開いたします。 ◆20番(砂川金次郎君) この子供の貧困対策に対する国のいろんな考え方、あらゆる角度からどんどん打ち出しも来て、市長、実際大変かと思いますが、本当に大変重要な、ある報道では国の根幹にかかわるという表現もしております。そういった危機感を持って糸満市の将来のため、国の将来のためにこの問題の取り組みをお願いしたいと思います。件名3に移ります。 母子生活支援施設について。これについての陳情は母子生活支援施設建設のための土地確保の支援願いというふうに出ているわけですが、この願者は県にもいろいろと、そういう仕事にずっとかかわってきた方で、県の担当の職員ともいろいろと話し合いのできる方でございまして、そこで県から、個人でリスクを背負ってできる事業ではなく、行政の仕事ですと言われたと。そして糸満市でこの施設をつくるためにはということでしょうね。糸満市の公共施設の提供、借用のアドバイスを受けたというふうに要請に入っているわけです。そういうのを考えたときに、やはり行政間の、県ではそう言われたけれども、糸満の担当者が聞くとなかなか同様なお話ができない部分があって、認識の格差があるようなことを私に訴えておりました。壇上でも申し上げましたが、財政的には非常に困難な問題だと本人にも言っておきましたが、やはりさっきこの施設の重要性については共通認識に立つことができたと私は思いますので、ぜひこれについての取り組みもよろしくお願いいたします。現在、軽度の、要する子供たちを預かっていて、今度は重度の障害のある方たちも預かれるような施設を今、アパートの一室を改築して進めているわけなんです。そういった面では、壇上で申し上げたように、貧困対策と、この部分と重なり合うところでございますので、あわせてその分の事業もよろしくお願いしたいと思います。 件名4にいきます。小項目1の予定は、次年度から本格的実施をするということでありましたが、その社会実験の結果で部長の答弁は滞留の長さが、新聞報道と違っているんですが、100メートル、160メートル、これは新聞…、部長の数字が正しいんですね。新聞では100メートルとありました、滞留の長さ。 ◎建設部長(金城寛君) 渋滞の長さの件ですが、これは第3回の社会実験協議会の中で実験をした所管するところが調査を報告していましたけれども、その中で170メートル、それから改良後は60メートルという報告がございましたので、この報告というのは、一番渋滞が長かったということだと思います。 ◆20番(砂川金次郎君) さほど問題になることではないけど、数字にうるさいものですから一応確認はさせていただきました。 それで、私、周辺の環境美化に特段の配慮をと、一応質問はしているわけですが、突然ですけれども、糸満市の市花は何ですか。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 糸満市の市花は日日草でございます。 ◆20番(砂川金次郎君) 私はこの糸満ロータリーを毎日通ります、間違いなく効果は期待以上というそのとおりでありまして、さっきの距離を問題にするものではないんですが、この糸満市の市花ですけれども、市内の公共施設で日日草を見たことがありません。日日草と市花を制定しておきながら、余りにも日日草にかわいそうじゃないですか。糸満市のシンボル的にと勝手に私は決めましたが、そうであるのは、その場に糸満市の市花日日草を植えて、シンボルにふさわしい場所に環境美化整備にも努めてもらいたいと思いますが、花にこだわる必要はない。これまでも多種いろんな花を植えてもらって、明るい華やかな花がありますが、日日草にだって真っ白もあります、真っ赤もあります、紫もあります。色はいろいろありますから、それは専門家、園芸関係の方々と色彩のバランスもとりながら、立派なロータリーがお目見えするんじゃないかと期待をするわけですが、そういう方向の考え、まだ考えるところではないのかな。そのような取り組みをしてほしいと強く要望したいんですが、いかがでしょうか。ぜひ聞かせてください。 ◎建設部長(金城寛君) 再質問にお答えいたします。 糸満市の市花、日日草を中央島にと、環境美化にということで、ぜひ植えてほしいというようなことでございますが、私もやはり市の花ということで、議員の御提言については強く受けとめております。ちなみに花言葉は楽しい思い出ということでございます。ラウンドアバウトで本格整備する場合は、県で道路の景観設計案を作成いたします。作成した後、住民説明会や景観審議会で要望を聞く機会を設ける考えであるということでありますので、今議員の提案につきましてもお話をしていきたいと考えております。 ◆20番(砂川金次郎君) 部長ありがとうございます。景観審議会にかけて、それについての提案もしたいということですが、提案というよりも、強力にお願いをしたいと思います。ちなみに花言葉は、さっきありましたが、楽しい思い出もありますが、友情、楽しい追憶とか、こういうふうに花言葉は並んでおりますが、そういうすばらしい糸満市の市花でございますので、ぜひこの場所だけじゃなくて、関連するわけですが、庁舎内にもそういった園をぜひ、日日草を植える場所はたくさんあると思いますよ。庁舎内を見てみますといっぱいありますよ。そういったものも取り組みをしてほしいというふうにお願いをして、私の質問を終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(徳元敏之君) 以上で本日の会議を終了いたします。(散会宣告午後4時12分)...